チョコレートプラネットの“報告動画”が話題に YouTubeで見せる「お約束」の破壊

 また、昨年10月26日に公開されたた“マネージャー紹介動画”も“らしさ”が出ていた。マネージャー紹介動画は、芸人YouTuberたちの間でちょっとしたブームになっている動画ジャンルの一つ。霜降り明星やかまいたち、藤森慎吾など、ほとんどの芸人が可愛らしい女性マネージャーを登場させて再生数を稼ぐ中、チョコプラが紹介したのは、イカツイ名前の割にひょろひょろな東大卒の男性マネージャー「両國龍英」で、「名前負けしている」「“小野正夫”感がある」などといじっていた。

マネージャー紹介・両國龍英

 さらに、それぞれが十八番とするモノマネレパートリーでASMRに挑戦する動画シリーズも、チョコプラならではのコンテンツとなっている。ASMR動画の主たる目的は、咀嚼音などを聞かせること。しかし、チョコプラの2人は、毎回キャラを演じるのに忙しくて、なかなか用意された食べ物に箸を付けない。2月27日に公開された「【ASMR】坂上忍が冷奴を食べる」では、坂上忍に扮した松尾が「これもう、パワハラだと思うんだよね~」などと7分間近くしゃべり倒した挙句、ついに、一口も口にせずに終わっていた。

 YouTubeでは、流行りのコンテンツをそっくりそのまま模倣するほうが、ユーザーの関連動画欄に表示されやすくなるため、基本的には得だ。そういった流行りやお約束の枠にはまらず、逆にお約束で遊ぶのがチョコプラの真骨頂。これからも、第7世代が流行りの歌やゲームに飛びつくのをしり目に、その流行を独自の解釈で新しい手触りの笑いに変える、6.5世代筆頭株としての老獪さを見せつけてもらいたいものだ。

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