SHELLYが「性教育」テーマにした動画を展開 年間通じて見えた“芸能人YouTuber”の多様性
岩城滉一「#51TV」12月26日デビュー
俳優であり、レーサーとして国内最高峰の「全日本F3000選手権」など、多くのレースに参戦していた岩城滉一。現在、岩城がオーナーを務めるレーシングチーム「51ガレージニトロレーシング」についての活動などを発信するチャンネルを開設した。
動画で岩城は、自身のレーシングチームを持った理由について、自身が年齢とともにレースに出場する機会が減り、「カッコつけるわけじゃないけど、青少年育成をしたいと思い、ライダーを見つけて今に至った」と話した。
動画後半からは、2020年10月に行われた「スーパーバイクレース in もてぎ」のレースの様子を公開。疾走感あふれるレーサー視点での映像は、誰でもレースの魅力を感じる取ることができる。
YouTubeが有名人のコアな情報の発信源に
新たに開設された3つのチャンネルは、どれも各タレントが情熱を持って取り組んでいる活動を発信しているところに共通点がある。テレビ番組などでは、時間や放送内容との兼ね合いで、有名タレントでも個人の意見を発信する機会は限られている。その点、YouTubeは自由があり、自身の想いを言葉にしやすい場となっているのだろう。
特にSHELLYのチャンネル「SHELLYのお風呂場」は、日本ではまだあまり公で話す文化のないセンシティブなテーマなだけに、そうしたYouTubeの特性をうまく利用していると言える。SHELLYのようなチャンネルは、テレビよりもYouTubeを見る機会が多い若者世代にとって、学校以外で学びを得られる新しい場になりそうだ。
このように、テレビやネットでは得られない独自の情報が見つけられるのも、YouTubeの強みとなりつつある。2021年も、目覚ましく変化を遂げるYouTubeの世界に注目していきたい。