Stadia、Safari経由でiOSプレイが可能に Amazon「Luna」は一部のAndroid端末に対応へ

Stadia、Safari経由でiOSプレイが可能に

最新Android端末でLunaがプレイ可能に

 Android専門ニュースメディア『Android Police』は16日、Amazonのゲームサブスク「Luna」が一部のAndroid端末でプレイ可能となることを報じた。同サービスはすでにiOSでもプレイ可能なので(ただしウェブブラウザ経由)、2大モバイルプラットフォームに対応したことになる。

 Android端末からLunaをプレイする場合は、バージョン86以上のChromeブラウザを経由する。また、Android OSが9(Android 9 Pie)以上である必要がある。対応端末は以下の通り。

・Google Pixelシリーズ:Pixel 4 XL、4a、4a 5G、5
・OnePlusシリーズ:OnePlus 7/7 Pro/7 Pro 5G、7T/7T Pro/7T Pro 5G、8/8 Pro、Nord
・Samsung Galaxyシリーズ:Galaxy S10/S10+、Note 10/10+、S20 5G/S20+ 5G/S20 Ultra 5G、Note 20

 Lunaはまだアーリーアクセス版なので、プレイしたい場合は公式サイトから申し込んで招待状を受け取る必要がある。同サービスではゲームチャンネルを通じてプレイすることになり、現在は月額料金5.99ドル(約620円)の「luna+」とStadiaでの提供も開始したUbisoft +が利用できる。LunaからUbisoft+を利用する場合も、月額料金は14.99ドルだ。

 なお、現在Lunaはアメリカ本土のみで提供されており、世界展開に関するスケジュールは発表されていない。日本への展開時期も不明だ。

 以上のように大手テック系企業が提供するクラウドゲームサービスが、続々とモバイルゲーム市場に参入している。こうした動向が既存のモバイルゲームアプリ市場にどのような影響を与えるかは予断を許さないところだが、モバイルゲーム文化に何らかの変化が生じる可能性があるだろう。

トップ画像出典:MacRumors「Google Stadia Cloud Gaming Platform Now Available on iPhone and iPad Through Safari」より画像を抜粋

■吉本幸記
テクノロジー系記事を執筆するフリーライター。VR/AR、AI関連の記事の執筆経験があるほか、テック系企業の動向を考察する記事も執筆している。Twitter:@kohkiyoshi

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