格闘家YouTuber朝倉海に路上で“実戦”を挑んだらーー『キングダム』のアクション俳優が命がけで検証

　そして相まみえる両雄。路上で出会い頭に殴り合う様は、『龍が如く』や『刃牙シリーズ』第2部『バキ』の最凶死刑囚編を彷彿とさせる。現役チャンピオンを前にして、坂口はなかなか一歩前に踏み出せない。必然的に防御の時間が長くなるも、積極的に仕掛ける朝倉に対して、パーリングやスウェイバックで決定打をもらわないよう努め、なんとか77秒耐えきった。

　スパー終了後、坂口は「海さんに揉んでいただいた。チャンピオンだから余裕のオーラがあった」と称賛した。朝倉は対戦中に坂口が肘でガードするという技術を使用していたことに言及し「すごいっすね、あれ」と感心。そして、「喧嘩みたいだった。僕が格闘技始めたきっかけが兄貴とやった路上のスパーリングだったんですよ。それを思い出しましたね」と喜んでいた。