『オオカミくんには騙されない』第11話ーー最終回前にオオカミが判明!? 番組史に残る“規定違反”の行く末は……
まずは、前回のおさらいから。第10話では、ゆら(染野有来)がノア(佐藤ノア)との恋に破れたそうま(平原颯馬)をデートに誘ったり、マリカ(世良マリカ)がひとみ(中澤瞳)に思いを寄せるよしき(藤枝喜輝)に「最後に一緒に出掛けたいです」と月LINEを送ったりと、最終回が迫るなか、悲壮な覚悟で動き出す姿が描かれた。
第11話は、ゆらとそうまのデートから始まる。バッティングセンターに出掛けた2人は、息もぴったり。いい雰囲気のまま、ゆらは「まだ、そうまくんに『好き』って言ったことないと思う。今日はそれを伝えたかった」と伝える。ただ、そうまは「オオカミくんだって疑ってないの?」とちょっと濁す形に。よしきはよしきで、撮影の準備中に「騙すより騙されるほうがきつい」と意味深な発言を行う。
その後は、マリカとよしきの月LINEデートが展開。2人は東京トリックアート迷宮館に遊びに行った後、夜景を眺めながら話し合う。「私は半分あきらめてるから、よしきを応援したいと思ってる。最後に、自分が後悔しないように伝えたい。自分では、一番近くでよしきを見てきたと思ってるから。だから、気軽に相談してほしい」と健気に伝えるマリカに、よしきも心を開いて胸中を吐露するのだった。その後、よしきを見送ったマリカは独りで涙を流す。