kemio×水溜りボンドが語る“YouTuberへの偏見”とクリエイターの真実 「漫画も昔は“読むとバカになる”と言われた」

 YouTuber/インフルエンサーのkemioが、オーディオストリーミングプラットフォーム・Spotifyにて6月より毎週金曜日に配信しているレギュラーポッドキャスト『kemioの耳そうじクラブ』。前回配信分にあたる第17回放送と、10月16日配信分の最新回には、人気YouTuberコンビ・水溜りボンドのカンタとトミーがゲスト出演。2週にわたり、トップクリエイターの本音や、動画を制作する上での各々のスタンスが話された。

※2019年5月イベント共演時の3人(トミーのInstagramより)

 前回第17回放送では、二人で考えた“企画”をコンテンツとして発信する水溜りボンドと、世間に訴えかけるような自分“自身”をコンテンツとして発信するkemioが、YouTuberとしてのそれぞれの持つ武器についてを語り合った(参考 https://realsound.jp/tech/2020/10/post-635013.html)。続編となる第18回放送では、両者がYouTubeを投稿し始めた当時(2015年)と、現在のYouTubeの変化を語っている。

「住む家がどんどん大っきくなってる」

引っ越しました。トミーハウスの全貌を公開します。

 「自分がYouTubeを始めた頃と、今のYouTubeでは空気感が全然違うものになっている」と話すkemioに、水溜りボンドも「自分と相方の関係値は変わることがないけれど、周りはどんどん変わっていっている」とうなづく。そして、「コミュニティもそうだけど、住む家がどんどん大っきくなっていっている」と物理的な環境の変化も語った。

 あくまでも「周りは」とした二人だったが、「二人もモリモリハウスじゃないですか!」とkemioにツッコまれたように、かつては大学の会議室を借りて撮影していた水溜りボンドも、そこから1ルーム、古い一軒家、さらに大きく綺麗な一軒家、そしていまはそれぞれが大きな部屋に住んでおり、目に見えるグレードアップを果たしている。周囲を見ても、高級タワーマンションの高層階に住むHIKAKINに代表されるように、定期的に引っ越しをしては広くなった部屋の紹介動画を投稿するのは、いまやトップYouTuberの定番とも言える。

 「モリモリハウスに住んで、モリモリ車に乗って、こんな良い生活してて俺ら大丈夫かな……って思うときもあるけど、あの頃と同じ気持ちでやっていけるYouTubeは不思議な世界」とトミー。「相方とあの頃の気持ちで楽しいことをやり続ける、ということは決して変わることがない」と、“変わらないもの”を強調していた。

YouTuberへの不本意な偏見

 一方で、YouTuberとして収益を手にし、社会的に良い暮らしができるようになっても、なかなか“職業”としての理解が広がらない、という話題に。「世間から見ると、YouTuberって楽だとかチャランポランに見られたりもするけど、仕事量としてはすごく多いじゃないですか? 僕はうるせーー!って思うんですけど」と息巻くkemioの正直さに、「そう言ってくれる人がいるのはありがたいです(笑)」と、思わず笑ってしまうトミー。

 カンタもまた、「僕らがYouTubeを始めた頃に比べると、世間も理解し始めてくれてるのかなっていうのが分かるようになった」としながら、「昔は死に物狂いでやっていても、それが間違ってるのかな……と思う扱いを受けることもあって。『よくそれでお金稼げるね』って言われると、そうなのかなって思っちゃう」と、不安になることもあったと語った。

 続けて「『YouTubeなんてすぐ終わる。楽して金稼いでんでしょ?』みたいな。めっちゃキツかったよねあの時期」と振り返るカンタに、「そうですね、恐かったです」とkemio。そんななかでYouTuber/インフルエンサーという新たな道を切り開いていた二組は、「マンガだって昔は『読むとバカになる』と言われたが、いまや大人も読んでいる」という例を挙げ、まさに文化が積み重なっていく過程の真っ只中に自分たちがいることを楽しんでいるようだった。

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