ついに全員号泣の脱落発表、落ちたのはあの男……ーー『オオカミくんには騙されない』第8話

『オオカミくんには騙されない』第8話レビュー

 まずは、前回のおさらいから。第7話では、よしき(藤枝喜輝)がマリカ(世良マリカ)を太陽LINEデートに連れ出しつつ、「いまはひとみ(中澤瞳)ちゃんのことが好き」と告げる姿が描かれた。そのひとみは、気になる相手のマサ(Masafumi)を太陽LINEで呼び出したが、その際の文面は「マサ、2人で話がしたいです」という意味深なもの。彼女の真意は果たして……。

 第8話は、ひとみのもとにマサがやってくるところから始まる。前回、珍しくアトリエに遅刻するなど不可解な行動が目立ったひとみだったが「よしきとマリカの太陽LINEデートに行くかどうかで悩んでいた」と明かす。そのうえで、「たくさん気持ちを伝えてくれて楽しかったんだけど、いま私の気持ちが向いているのはよしき」と衝撃の告白をする! 

 ショックを受けながらも「ひとみの意見を尊重したい。ちゃんと言ってくれてありがとう」と言葉を絞り出すマサ。……と、そこによしきが現れる! 場の空気は壮絶なものになるが、マサが「連絡がきたときから、なんとなく覚悟はしてた。でも、想いは負けたくない。楽しくやりたい」とよしきに語り掛け、ふたりのもとを去る。残されたひとみは「どうしたらいいかわからない……」と涙を流すのだった。

 脱落発表当日。マサはがく(押田岳)に「一言で言うと、撃沈です。でも悪くは思えない。よしきの思いも尊重したい。でもぱっと想いが変わることも難しい」と吐露する。映像制作では、がくがノア(佐藤ノア)をヒロインにしつつ、全員出演の映像を作り、元気づけようと奮闘する。残り少ない10人の時間を、全力で楽しむメンバーだったが……。

 脱落発表前、がくはノアとふたりの時間を過ごす。ノアからもらったお守りをずっと持ち歩いているというがくの背中を、「覚悟はできてる」と押すノア。カイト(Kaito)はありさ(松永有紗)と語り合い、マサはひとみを連れ出し「悔いはない」と宣言。その姿を見て、ひとみは号泣してしまう。「いつも通り接してくれてありがとう」と涙ながらに伝えるひとみの言葉に、マサも思わずもらい泣き。

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