Travis Japan、サマパラで見せたこれまで以上の“頼もしさ” 7人それぞれの熱い夏を振り返る

 ジャニーズJr.の人気グループ、Travis JapanがYouTubeチャンネルにて、『【緊急企画】「Summer Paradise 2020」ウラ側見せます!』の動画をアップ。再生回数が、公開2日で49万回を突破(8月29日現在)し、急上昇ランク入りを果たした。

Travis Japan【緊急企画】「Summer Paradise 2020」ウラ側見せます!

 『Summer Paradise』(通称:サマパラ)とは、ジャニーズJr.たちが東京ドームシティホールで開催する、夏の恒例行事とも言えるコンサート。今年は、新型コロナウイルスの影響で全公演オンライン配信となった。これまで多くのステージを踏んできたTravis Japanにとっても、これは異例の事態だ。加えて、今年は7人がソロコンサート形式で行なうことに。

 初めてのことだらけとなった「サマパラ2020」。そのリハーサルや楽屋、舞台袖の様子が収録され、しかもYouTubeで見られるというのだから、チェックせずにはいられない。また、この注目度の高さは決して興味本位だけではないだろう。この動画には、デビューを目指すジャニーズJr.のドラマがギュッと詰まっているのだ。

「ファンに、ここまで成長してこれたんだよって」

 8月1日より、川島如恵留、中村海人、松田元太、七五三掛龍也、吉澤閑也、松倉海斗、宮近海斗の順で、日替わりでソロコンサートを実施したTravis Japan。セットリストに演出、そして生配信コンサートであることから、カメラワークに至るまで、彼ら自身で考えて構成を決めていった。そんな意気込みを語った動画もアップされているので、ぜひチェックしていただきたい。(参照:https://realsound.jp/tech/2020/08/post-595005.html

 Travis Japanの強みは、その団結力にある。個々に高いスキルを持ちながらも、“7人で魅せる“姿勢が極めて強い。誰も取り残さず、全員で光ろうとするスタンス。それはとても美しく、彼らも、そして彼らのファンも、そんなグループ人格を誇りに感じていた。だからこそ今、このタイミングで、それぞれの力強いところを見せてやろう。そんな意気込みが、今回の「サマパラ2020」にはあった。

 リハーサルを終えた川島は、「もっとソロ感を出していっていい」というアドバイスをもらったと話す。なんとも、グループ全体についていつも考えている川島らしい指摘内容ではないか。バックにつく少年忍者の檜山光成と交換日記をして士気を高め合う川島に、変わらないマインドを感じつつ、本番のパフォーマンスからはより“個”で魅せる視点を身につけたように思えた。

 そして今回、後輩のジャニーズJr.メンバーをバックにつけず、1人でステージを作り上げた中村は、「ファンに、ここまで成長してこれたんだよっていうのを見せられたら嬉しいし、まだコイツは伸びるところがいっぱいあるんだなって思ってもらえたらすごく嬉しいなって」と心境を語った。

 昨年の8月8日、Travis Japanはそれまで切磋琢磨してきたSixTONESとSnow Manの同時デビュー発表に悔し涙を飲んだ。あれから1年、応援し続けてくれるファンへの感謝を伝えつつ、これからも可能性を感じてほしい。「サマパラ2020」は、夢を追う楽しさも苦しさも知った彼らにとって覚悟の夏でもあった。デビューを見据えたジャニーズJr.グループだけが放つ煌めきが、今のTravis Japanからは感じられる。

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