1位は5億円以上……世界で最も稼ぐTikTokerランキング発表 日本のTikTokerとの比較も
続いて、国内のTikTokerをランキングを見てみよう。日本のTikTokerの収入は公開されていないため、フォロワー数でランク付けすることとする。(2020年8月13日現在)
・1位 じゅんや:1300万人
国内1位に輝いたのは、日本人初の1000万フォロワーを達成したじゅんやだ。今年始めには10万にも満たなかったフォロワー数がこの半年で激増し、一気にトップへと躍り出た。“じゅんやダンス”と呼ばれる独特なリズムのダンスや、ゆるいオチのついたネタ動画が人気で、そのわかりやすさからか、海外ユーザーからのコメントも多く寄せられている。
じゅんやのプロフィール欄には、「TikTok王におれはなる!!!」と記載されている。多い日には1日10本近く動画を投稿しており、バリカンで頭を丸坊主にするなど体を張った動画も多く、彼の“TikTok王”への本気度が伺える。今現在もハイペースでフォロワーを増やし続けており、どこまで伸びるか注目だ。
・2位 柴犬コマリ:510万人
2位は柴犬コマリのアカウントだ。とにかくかわいい、そして賢い柴犬、コマリが、クッションでのんびりしたり、あるときにはポーカーに挑戦したりするなど、キュートな姿が投稿されている。こちらも多くの海外ユーザーがコメントしており、動物の人気は世界共通のようだ。
・3位 michaeljackton.official(マイケルジャクトン):360万人
3位は、圧倒的パフォーマンスで世界を魅了するダンサー、マイケルジャクトンだ。名前の由来は、彼が尊敬するマイケルジャクソンと、あだ名の“トン”を組み合わせたのだとか。動画では、ムーンウォークなど高度なダンスを惜しげもなく披露しているほか、ニューヨークの路上でゲリラライブを行う様子や、アーティストの倖田來未とのコラボ動画などを投稿しており、幅広い活躍ぶりが伺える。TikTokerの中でも、ダンスの実力はトップクラスと言っていいだろう。
4位には、キュートなリップシンク動画が人気の景井ひな(330万人)、5位はコミカルなダンスが魅力の内山さん(290万人)。そして6位は、かわいすぎる14歳TikToker、Hinata(280万人)、7位は、マジックのようにトリッキーなパフォーマンスを披露するはやたく(230万人)がランクインする結果となった。
「最も稼ぐTikToker」の上位3名が、ダンス/ファッション系に偏っているのに対し、国内の上位3名は、それぞれおもしろ系、動物(癒し)系、ダンス系と、バラつきのある結果となった。“稼ぐ”という観点から見ると、コラボやスポンサー契約に繋がりやすいファッション・コスメの分野はやはり有利だと言えるのではないか。
各国でTikTokの規制強化の波が押し寄せるが、彼らの人気がとどまることはないだろう。もし利用禁止となった場合、TikTokerたちがどのサービスへと移行するのか、ますます動画業界からの注目度は高まりそうだ。
(画像=Pexelsより)
■堀口佐知
ガジェット初心者のWebライター兼イラストレーター(自称)。女性向けソーシャルゲームや男性声優関連の記事を多く執筆している。
〈Source〉
https://www.forbes.com/sites/abrambrown/2020/08/06/tiktoks-highest-earning-stars-teen-queens-addison-rae-and-charli-damelio-rule/#47e32dbb5087
https://tiktok-ranking.userlocal.jp/