ネクストTikTokはどのサービスに? 利用禁止の危機に際し、各社が類似サービス続々展開

ネクストTikTokはどのサービスに? 利用禁止の危機に際し、各社が類似サービス続々展開

 米国でTikTok利用禁止の可能性が高まるなか、各プラットフォームが、続々とショートムービー機能をリリースしている。ポスト・TikTokの座につくのはどのサービスとなるのだろうか。

  8月6日、米国のトランプ大統領は、ショートムービーアプリ・TikTokを運営する中国系企業「ByteDance(バイトダンス)」との取引を禁止するとの大統領令を発令した。9月15日までに米国での事業を売却しなければ、同アプリの米国内での利用が禁止されることとなる。

 この流れを受けて、TikTokクリエイターやユーザーたちを自社サービスへと取り込みたいプラットフォームが、TikTokに類似したショートムービーサービスを相次いでリリースしている。米テックメディアの『Tech Crunch』によれば、すでに「Byte」や「Triller」、「Dubsmash」、「Likee」といった、TikTokに類似したショートムービーアプリが、アプリストアで順位を上げてきているという。

音楽業界と繋がりの深いSnapchatが一歩リードか

 8月4日には、Snapchatが“投稿したスナップに音楽を流すことができるサービス”をテストリリースする予定だと発表した。楽曲は、同社がワーナーミュージックグループ、ワーナーチャペル、ユニバーサルミュージックパブリッシンググループなどとライセンス契約を結んだ上で提供されるもので、安心して利用することができるという。

 楽曲が利用されているスナップは、上にスワイプすることでジャケット写真や、楽曲名、アーティスト名などを表示することができる。TikTokでは、「サウンド」ボタンをクリックしても、同じ楽曲を利用している他のムービーが表示されるのみだった。対してSnapchatでは、「曲を再生する」をクリックすれば、SpotifyやApple Music、SoundCloudなどといった音楽配信サービスへと飛んで、曲を視聴することも可能となるのだ。

 同社は、「この機能によって、ユーザーと、楽曲やそのアーティストとの繋がりはより深いものになる。特に、親しい友人からの口コミに大きく影響される傾向にある若年層のユーザーに有効だ」と語っている。現在、Snapchatユーザーは、米国の13〜24歳の90%に達しており、Facebook、Instagram、Messengerを合計した人数よりも多いという。また、同社は「TikTokは国際的なシェアを持っているが、Snapchatは、TwitterとTikTokの合計よりも多くの米国ユーザーにリーチする」と主張するなど、参入への自信をのぞかせた。新機能は、今秋にも英語圏でリリースされる予定だ。

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