2020.07.13 07:00

次作『オオカミ』シリーズの発表も！　横澤夏子＆滝沢カレンも号泣の『横澤カレンの月とオオカミちゃん』12～13話

文＝SYO（映画ライター）

　そして、いよいよ最終話が幕を開ける。「オオカミちゃんの考えることが深すぎる」という横澤のフリに加え、前回の終盤に起こったLINE連発事件もあって、滝沢も展開が気になっている様子。

　最終告白の前に、しょうたろうとななか（松川菜々花）が卓球デートに。「しょうたろう育てたい」と母親目線で観ていた横澤だったが、その後のななかの行動には悶絶。なんと、目の前にいるのに、ななかが月LINEで「しょうたろうくんが好きです」と伝えたのだ。「『伸びしろ賞』を送りたい。付き合った男を幸せにできる」（横澤）と絶賛するが、反対に滝沢は「オオカミでは？」という疑念を深めた様子。

　その後、りょうすけ（曽田陵介）がりこ（莉子）にホワイトデーのお返しをするシーンでは、2人が「かわいい」を連発。わざわざバレンタインデーと同じ場所で行われた粋な演出に「安心しました」（滝沢）となごんでいた。

　そして、告白の時が訪れる。ルークがりおんに告白し、「オオカミちゃんじゃないです」というハッピーエンドに。「本当にこのカップルはいい。最高」（滝沢）、「ほんと良かった……どっちも応援してたから嬉しい」（横澤）と笑顔を見せる。

　続いては、コアがヒナに告白。オオカミちゃん疑惑も強いヒナだったが、結果は「オオカミちゃんじゃありません」。「まさかじゃない？　すごくない!?」「うわー！　外れた!!」と大盛り上がり。2人のハグ＆手つなぎに「サイコー……鼻水出ちゃった（笑）」（横澤）と目を潤ませていた。

　3人目は、しょうたろうがあずさに告白しようとしたが……。あずさはその場所におらず「え、え!?」（滝沢）と困惑を隠せない。あずさがオオカミちゃんであることをナナにバラしてしまったことが明かされると、シリーズファンの横澤も「これは初めて」と驚きを隠せない。滝沢も「失格になってでも、ナナちゃんには言いたかったのか……」と神妙な表情を浮かべていた。

　4人目は、りこ。「りこちゃんは大丈夫でしょう」と安心しきっていた滝沢だが、りこがオオカミちゃんという衝撃の結果に「え……え……噓……これはヤバイ」（滝沢）「衝撃……まさかだよね」（横澤）と言葉を失う。実は、りょうすけはりこがオオカミちゃんであるという確信を得たうえで、すべてを飲み込んであえて指摘をしなかった。その事実を知った横澤と滝沢は、ついに号泣。

　その後、あずさがナナの分もドレスを作っていたことを知り、滝沢は「あずさちゃんいい子過ぎるじゃん……」と再び号泣。横澤も「あんな忙しかったのに、1人で作ってたのよ……」と声を震わせる。

　すべてを見届けた滝沢は「オオカミちゃんを当てるゲームとしてすごい楽しんでしまった今日までだったんですけど、こんな裏ではつらかったんだ……。オオカミちゃんは全部ウソの感情で動いてると思ってたけど、全然そうじゃなかった」と話しながら、また号泣。横澤も同意し、「役を全うしているだけで、気持ちは本当。なんでこのルールがあるの？　って毎回思う」と語った。