iPhoneのFace IDがマスクを感知するように! ロック解除のプロセスを簡略化へ

iPhoneのFace IDがマスクを感知するように! ロック解除のプロセスを簡略化へ

 Appleは4月29日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)仕様にアップデートしたオペレーティングシステムiOS 13.5ベータ版を開発者向けに公開した。今までは、iPhoneを顔認証でロック解除するFace IDが、マスクをしていると使用できずに不便だった。数週間以内には、一般公開される予定だ。

Face IDでマスクを外すと感染招く

 これまで、Face IDでiPhoneをロック解除するには、マスクを外す必要があり、いたずらに人々が感染する危険性を高める可能性があった。

 『MacRumor』が報じたところによると、代替の解除方法には、パスコードを打ち込むというものがあるが、そのためには、顔認証に失敗してから、しばらく間がある。そこで、アップデート後は、Face IDがマスクを認識すると、ホーム画面を上にスワイプするだけでFace IDをスキップして、パスコード入力する画面に切り替わり、アクセスが格段に速くなる(参考:https://www.macrumors.com/2020/04/29/apple-ios-13-5-passcode-unlock-faster/amp/)。

何度もスワイプし、10〜15秒は要する

 『The Verge』は今回の件について、とりわけホームボタンのないモデルのiPhoneユーザーにとっては歓迎すべき変更だ、と伝えている(参考:https://www.theverge.com/2020/4/29/21241497/apple-ios-13-beta-faceid-face-mask-unlock-passcode-facetime-group-calls)。

 パスコード画面で入力するためには、何度もスワイプする必要があり、10〜15秒は要する。マスクを外した方が、ロック解除がはるかに簡単だとユーザーに思わせてしまっては、それはユーザーインターフェイスの設計がiPhoneユーザーをリスクにさらしている可能性がある。

マスクをしていると遅延がじれったい、Face IDをオフにすると自宅で不便

 従来のバージョンだと、マスクを着用している場合は、マスクを一度外さないと、Face IDではiPhoneをロックを解除することが出来ない。

 『CNBC』は「顔を認識できなかった後に、パスコード入力画面が表示されるまでの間に、遅延があり、いささかじれったい。 Face IDをオフにするだけだと、自宅でマスクを着用していない時は不便だ」と指摘している(参考:https://www.cnbc.com/2020/04/29/apple-making-it-easier-to-unlock-iphone-with-a-mask-on.html)。

 今回のアップデートでは、どちらのケースでも便利なように改善がなされている。AppleがiOS内の仕組みを根本から変更することで、セキュリティを損なうことなく、世界が直面しているパンデミックという難局に対応できるようになるは、素晴らしいことだ。

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