『ファイナルファンタジーⅦ リメイク』プレイに備えて3つのポイントを復習
スクウェア・エニックスは4月10日、PS4用ソフト『ファイナルファンタジーⅦ リメイク』(以下『FFⅦ リメイク』)を発売した。
本稿ではプレイ前に抑えておきたいオリジナル版からの変更点、および新規要素を3つご紹介。これから購入を考えている方の参考になれば幸いだ。
ポイント1:リメイク版はミッドガル脱出までを収録
すでに本サイトの関連記事や公式サイト、他メディア等々でも言及されている通り、『FFⅦ リメイク』は数あるエピソード作品群の一タイトルである。というのも本作で描かれるのは、主人公「クラウド・ストライフ」(以下、クラウド)らがミッドガルを脱出するシーンまでに限られているからだ。本作をクリアしてもストーリー全体のエンディングは次作以降へ持ち越されるので、あらかじめ注意しておこう。
だからといって、本作がボリューム不足に陥っているというわけではない。クラウドが身を寄せる反神羅組織アバランチの内情が複雑化しているのをはじめ、いたる部分で人間ドラマがより濃密に描き出されている。加えて23年前のオリジナル版には無かった新規イベント、ボイス付きの会話シーンもふんだんに収録されたことで、従来以上にストーリーの掘り下げが行われている。こうした部分を見るだけでも、本作に対する開発元の気合の入れようが伺えることだろう。
■主要人物
クラウド・ストライフ(CV:櫻井孝宏)
ティファ・ロックハート(CV:伊藤歩)
バレット・ウォーレス(CV:小林正寛)
エアリス・ゲインズブール(CV:坂本真綾)
セフィロス(CV:森川智之)
プレジデント神羅(CV:若山弦蔵)
ルーファウス神羅(CV:大川透)
ポイント2:アクション性の増した戦闘システム
オリジナル版からの変更点として、戦闘システムの大胆な進化が挙げられる。本作では行動ゲージが溜まってからコマンドを選択するのではなく、3Dアクションゲームのようにフィールドを移動し、敵に接近して攻撃を叩き込む必要があるのだ。通常アタックやチャージアタックを繰り出すことでゲージ量が増加。最大まで溜まると魔法や武器アビリティといった各種コマンドが使用可能となる。
要するに『ファイナルファンタジー』シリーズお馴染みのATB(アクティブタイムバトル)へアクション性が加わったのだが、設定を変えることでオリジナル版同様の戦闘システムに戻すこともできる。縦横無尽に立ち回って激しめの戦闘をこなしたい場合はノーマル、アクションはAIに任せてゆっくりコマンドを選びたい場合はクラシックと、自分好みの設定を見つけてバトルを楽しもう。