『デススト』発売記念イベントで大塚明夫が涙のスピーチ「新生コジプロが生まれ、この日を迎えられて嬉しい」

『デススト』発売記念イベントで大塚明夫が涙のスピーチ「新生コジプロが生まれ、この日を迎えられて嬉しい」

 続いてのコーナーである「参加者からの質疑応答」では、「自分の演じたキャラよりお気に入りのキャラはいますか?」という質問に、小島氏が「みんな好き」、津田が「皆さんと絡むので思い入れがあって難しい」と悩ましい回答を見せる一方、大塚は「中盤に出てくると思うんですけど、眼鏡をかけた女性のキャラクターが好きですね」、山路は「フラジャイルのツンとしたのが個人的に……」、三上は「僕はアメリですね。癒されます」と、なぜか男性陣は“女性の好み”トークに発展。井上は「どのキャラも大好きだけど、あえていうならBB(ブリッジ・ベイビー)。プレイしていてどうしようという時にも、BBが手を動かしてくれただけで頑張れる」と語り、水樹と石住が同調した。

 2つ目の質問である「これまでの出演作と今回は違ったなと思った部分や、監督がキャストに指示した点で変わったところ」という質問には、大塚が「今回から初めてセリフを吹きかえるときに、向こうのキャストさんが放ったセリフの長さでぴったり終わらさなければいけなくて。それが大変だった」と、英語版をベースに作成したことによる変更点を明かすと、小島は「昔は明夫さんの声から作ってて、『リキッドー!』っていう動きに合わせてたから。ああいうのって色々ルールがあるんですけど、日本語版はわりと自由にやらせていただきました」と『メタルギアソリッド』(以下、MGS)のエピソードを交えてコメント。

 井上は「監督とお仕事していて変わらないと思うのは誠実さ。声優陣にもしっかり向き合ってくださって頭が下がる思い。でも、油断するとおかしなことを言ってくるけど(笑)」と語ると、小島氏は「こういう風にやってください、といっても冗談だと思われることがたまにあって……。僕が邪魔してるとき、ありません? 水樹さんとか……」と水樹にパスを回し、彼女は「常に遊び心を忘れてない方なのかなって。レアさん(レア・セドゥ)はそっけない感じだけど、もっと色っぽくしてもらったほうが、とか」と、小島氏のディレクションに関する裏話を教えてくれた。

 これを受け、井上は「英語版を聞いてやっているけど、そこのニュアンスに引っ張られるところがあって、そこは気をつけなきゃなって」と、これも吹き替え的な収録になったからこその難しさを明かし、小島氏は「ニュアンスとして離れすぎないようにしつつ、日本っぽさを加えるように気をつけた」と補足。最後に大塚から質問者へのご褒美として、その前に小島が発したセリフを本人が実際に叫び、会場が大盛り上がりする場面も。

 そんな大塚に「今回は出撃を見送る側として、『MGS』との違いは?」という質問が飛ぶと、彼は「ミッションの内容をわかりやすく伝えることは常に心がけていた。主人公をやっているときとは違ったところかも」と回答。小島氏は「実行部隊だった人が、今度はサポートじゃないですか。英語版のトミーさんは優しく話してるけど、明夫さんは『明夫さんに言われるとやらなアカンな』と思えるような感じになりますよね(笑)」と話し手が変わったことによるニュアンスの変化を楽しそうに語った。

 また、小島氏と山路に対し「私はクリフを演じるマッツ(マッツ・ミケルセン)の大ファンなのですが、小島さんから山路さんに演じる上でこだわってもらったところは?」というクエスチョンが投げられると、小島氏は「クリフだけはキャラのことを言えないから難しい。マッツファンが多くいるので、マッツファンと山路さんのファンと僕のファンが満足してくれるようにした」とネタバレを回避しながら回答。大塚も「マッツファンも安心してプレイできると保証する。昔からすごい人だから」と山路の実力を保証した。

 主人公のサムを演じる津田には「サムを演じるにあたってのオーダーとは?」という質問がなされ、彼は「まずやってみて、シーンごとに監督から色々言ってもらった。ノーマンさんの声があるので、ニュアンスからなにから忠実にやらせていただいた」とコメント。小島氏はこれに対し「津田さんだったら大丈夫だと思った。サムって3つの顔があって。カットシーンはクールで、歩いてる時は愚痴を言って、プライベートでは違う顔なんですよ。キャラクターが多層的になっている」と補足した。

 津田が「楽しい現場だったから、終わるのが寂しかった」とこぼすと、大塚が「これって配信でミッションとかないの?」と質問し、津田が「増やそうとしてる(笑)」とツッコミ。小島氏も「大阪弁バージョンとか?(笑)」と悪ノリでこれに応えた。

 その後、イベントは小島氏が認定された2つのギネス世界記録の表彰へ。今回認定されたのは、「Twitterのフォロワー数が最も多いゲームディレクター(2,813,385/11月8日時点)」と「Instagramのフォロワー数が最も多いゲームディレクター(888,539/11月8日時点)」の2つ。ギネス世界記録公式認定員が登壇し、小島氏へ表彰状を手渡した。

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