小島秀夫最新作『Death Stranding』海外での反応は? 「管理することが沢山ある」
千葉の幕張メッセで9月12日~15日に開催された「東京ゲームショウ2019」。そこでは、ソニー・インタラクティブエンタテインメントから今年リリース予定のPlayStation 4向けアクションゲーム『Death Stranding』(デス・ストランディング)のステージが連日行われた。
荒廃した米国に名優勢揃い、今までなかったゲーム
『Death Stranding』は、今までにはなかった繋がり(ソーシャル・ストランド・システム)を採用している。
世界は分断され人類が孤立する中で、武装組織が幅を利かせて崩壊しゆくアメリカを再建すべく、ノーマン・リーダス演じるサム・ポーター・ブリッジズは、人々を再び繋ぐ任務に就くというストーリーだ。
他にもマッツ・ミケルセン、レア・セドゥ、リンゼイ・ワグナーといった世界的な俳優が登場し、日本はもちろん、世界的に注目を集めている。
『Gamespot』は、今回のイベントの様子を詳しく報じている(参考:https://www.gamespot.com/articles/death-strandings-new-gameplay-demo-explores-the-sa/1100-6469849/)。
ショウの進行中、ゲームディレクターの小島秀夫が出演し『Death Stranding』のゲームプレイを紹介。まず、オープンワールドのゲームプレイについて多くの洞察を提供し、次に『Death Stranding』デモでは、セーフハウスに焦点を当てた。ここは、プレイヤーがミッションとミッションの間に時間を過ごすエリアで、サムのプライベートで非常にリラックスした一面も垣間見ることができる。
サムは泥まみれになった体をきれいにしたり、武器や工具を検査したりする。カメラをフォーカスすることで、サムがお茶面な反応をしてくれて、そのシーンの「いいね」の数も表示されるという凝りようだ。
このゲームでは、排泄物や汗、血といったものを武器に変えることが出来る。人工羊水の中のBB(ブリッジ・ベイビー)はサムと不思議な関係にあり、戦闘を助ける役割を担っている。BBが入っているカプセルを軽く叩くと、可愛らしく反応し、コミュニケーションを取ることができる。
開発を行ったコジマプロダクション代表で、企画・脚本・監督・ゲームデザインを手掛けた小島秀夫氏は、自らデモを行いゲームについて解説。これら非常に多くのカットは、ノーマン・リーダスと向き合い、時間をかけて収録したという。