コジプロ最新作『DEATH STRANDING』、初見プレイ時注目の3つのポイントとは?

コジプロ最新作『DEATH STRANDING』、初見プレイ時注目の3つのポイントとは?

 ソニー・インタラクティブエンタテインメントは11月8日、PS4用ソフト『DEATH STRANDING』を発売した。

『DEATH STRANDING』ローンチトレーラー 4K

 本作は『メタルギアソリッド』や『ポリスノーツ』の生みの親として知られるゲームクリエイター小島秀夫氏の独立後初となるオリジナルタイトル。2016年のE3(世界最大のゲーム展示会)で公開されたティザートレーラーから数えると、実に3年越しの発売である。

 タイトルに「ストランド」と冠している通り、本作の根底には”糸状の何か”で様々な要素が複雑な繋がりを呈している。それは深く練り込まれた世界設定をはじめ、既成概念を見つめ直したゲームシステムや豪華俳優陣によって紡がれるイベントシーンも例外ではない。そこで本稿では、初見プレイ時にあたって特に注目すべき3つの要素にフォーカスする。

ディープに練り込まれた世界観

 『DEATH STRANDING』における世界情勢は、単刀直入に述べて危機的状況の真っ只中だ。アメリカ全土を襲った怪現象「デス・ストランディング」により、国民たちは未曾有の被害にさらされることになった。

 そんな中で立ち上がったのは、伝説の配達人「サム・ポーター・ブリッジズ」(以下サム)。プレイヤーは主人公である彼を操り、アメリカ東海岸から西海岸を股にかける壮大な任務へ赴く。噛み砕いて説明するなら、「人類の希望という積荷を背負い、各所を巡って復興のための支援を遂行する」という流れになる。

 とはいえ、勿論これだけでは本作における数々の謎を解明するのは不可能だろう。なぜなら世界観が練り込まれている分、序盤から数多の専門用語が登場するからだ。ユーザーの興味を引きつけるミステリアス性は十分だが、30分~1時間コントローラーを握っただけでは、おそらく冒頭のサワリを見定めることさえ難しい。

 しかし焦る必要はない。ゲームを進めることで、単なる単語の羅列にしか思えなかった用語が互いに連関性を帯びていく。やがてプレイヤー自身も作中の登場人物と同様に世界の行く末を案じるようになる。配達という使命を背負う上で、自分がすべき行為が見えてくるのだ。

あえて「歩かせる」ことに特化した移動アクション

 西海岸から東海岸が舞台となっていることもあり、移動可能なフィールドは広大に設定されている。言わばオープンワールド形式を軸に据えているわけだが、本作は基本的にプレイヤーが自らの足で目的地まで向かわなければならない。

 配達人であるサムの行動は、依頼人から多種多様な荷物を引き受ける場面からスタートする。背中のバックアップに荷物を詰め込み、必要な装備品を身に着けたら、あとは地図と格闘しながら徒歩で移動を開始。歩く際もバランスを意識し、転びそうになったらトリガーを押し込んで踏ん張る。また、どんなに険しい崖や流の激しい川が待ち受けていても、知恵を振り絞って突破することが求められる……という風に、本作は”移動そのもの”をこれまでに無いゲーム体験へと昇華させた。

 オープンワールドでありながら、あえて自らの足で歩くことをメインに捉えたゲームシステム。この仕様は、これまで快適なファストトラベルやマップ移動に慣れ親しんだプレイヤーからすれば、ハッキリ言って大変なのは間違いない。だからこそ、配達人という役割を演じるのにこの上なくマッチした仕組みだと言えるだろう。

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