『LoL』、驚き生んだ8つの新企画はBlizzardへの宣戦布告? 海外メディアが報じた「最大の賭け」
Riot Gamesは10月15日、10周年記念のライブストリーム中に、League of Legends(LoL:リーグ・オブ・レジェンド)をベースにした格闘ゲーム、FPS、カードゲーム、TVアニメシリーズ等、8つの新しいプロジェクトを発表した。
Blizzardに宣戦布告? モバイルゲームを重視
『PC Gamer』は「ライアットの7つの新しいゲームはBlizzardに対する宣戦布告」という見出しで報じた(参考:https://www.pcgamer.com/riots-7-new-games-are-a-declaration-of-war-against-blizzard/)。
過去10年間、Riot Gamesはバブルにハマった。8つの新しいプロジェクトを発表は、最大のライバルであるBlizzardに対する最初の攻撃のような印象だ。
来年、リーグ・オブ・レジェンドのカードゲーム『Legends of Runeterra』がリリースされ『Hearthstone』と競合する。これらのゲームは単なる競争以上の価値があり、Blizzardとは異なるのは、全てのプロジェクトで統一の世界とキャラクターの利点を享受できるという点だ。
また、これまではPCゲームの開発に力を入れていたRiot Gamesだが、今回の発表の半分はモバイルゲームに関するものである点にも注目したい。
LoLと全く異なる謎のシューティング・ゲーム「プロジェクトA」
『The Verge』は、設立から10年が経ったRiot Gamesが、大きな転換期に差し掛かっていることを示唆している(参考:https://www.theverge.com/2019/10/15/20915506/riot-games-league-of-legends-10th-anniversary-marc-merrill-interview)。
『リーグ・オブ・レジェンド』がデビューしてから10年が経ち、Riot Gamesは最終的に次のリリースを発表する準備ができた。今回発表されたプロジェクトには、LoLのスピンオフ以外にも、「Project A」というコードネームが付けられた、全く新しい世界観の謎のシューティングゲームも開発中であることが明かされた。
Riot Gamesの最初の10年間は、ほぼ単一のゲームだったが、次の10年は、その基盤の上に築くことになるのかもしれない。
同タイトルは、全く新しいユニバースを舞台にした戦術的なシューティング・ゲームのようで、マーク・メリル氏は「その理由は簡単だ。LoLの世界、特にキャラクターは、この種のシューティング・ゲームではうまくいかない」と説明した。