インスタグラム、いじめ対策の新機能をローンチ いいね非表示に続き“精神的負荷”軽減へ
InstagramのCEOであるアダム・モセリ氏は10月2日、いじめ対策として新たに制限機能をローンチしたことを発表した。これにより、ユーザーは、コメントを投稿に表示するかどうかを決定できるようになった。
ブロックするといじめが悪化、10代の声に耳を傾ける
『Cnet』は、このオプションが10代のユーザーの意見に基づいたもので、ブロックの代替手段だと伝えている(参考:https://www.cnet.com/news/instagram-launches-restrict-feature-to-help-stop-bullying/)。
ユーザーは、相手をブロックする代わりに、投稿する前にコメントを承認または拒否できる。これは、ブロックすると問題が悪化するという意見もあるからだ。
コメントを左にスワイプするか、プロフィールページまたは設定のプライバシーセクションから直接スワイプしてユーザーを制限。制限されたユーザーは、コメントを見ることができるので、他の人から非表示にされていることには気づかない。
制限付きアカウントからのコメントは通知に表示されず、ダイレクトメッセージはメッセージリクエストセクションに移動。タップしてコメントを表示することも可能で、「削除」「無視」「承認」から選択することができる。
Instagramはリリースに先立ち、数カ月にわたり制限機能をテストしており、今年7月には「AIを使用し、有害なコメントを投稿しようとしていることを人々に知らせ、本当に投稿したいかどうかを尋ねる」というもう一つのいじめ対策機能も実装された。