ワタナベマホト&東海オンエア、NHK『沼にハマってきいてみた』出演 “師弟”とも言える2組の関係性を振り返る
毎週月曜から水曜、18時55分から放送中の『沼にハマってきいてみた』(NHK教育)。10月15日の放送では人気YouTuberのワタナベマホトと東海オンエアが出演する。長い付き合いのある2組の共演は、ファンからすれば納得のもの。本稿では師弟ともいえる2組のこれまでを振り返っていく。
2007年から動画投稿を始めているマホトはYouTuberの中でもHIKAKINと並ぶ古株。爽やかな見た目とは裏腹に過激な内容の動画が多く、そのギャップから人気を博している。また動画投稿以外にもヒップホップユニット・カイワレハンマーとしてメジャーデビュー、ファンションブラント・「REBERTAS(リベルタス)」を設立するなど多方面での活躍も目立っている。
また他のYouTuberとのつながりを大切にしている印象のあるマホト。兄貴分として多くの後輩に慕われており、過去にはマホトを中心としたシェアハウス「仲間家」で、後輩のYouTuberであるサグワやへきトラハウス、カイトらとともに生活を送り生活面を支援、動画作りに専念できる環境を提供していたこともある(現在はサグワ、カイトとともに仲間家が復活している)。東海オンエアのことも4年以上に渡り、成長を見続けてきた。
リーダーのてつやを中心にしばゆー、としみつ、虫眼鏡、ゆめまる、りょうからなる東海オンエア。活動初期から過激な内容に果敢にチャレンジしており、体を張った企画をやらせたらYouTuber界1との声も高い。東海ラジオにてレギュラー番組「東海オンエアラジオ」もスタートし、その勢いはYouTube外にまで行き渡っている。
また、個人チャンネルを持つメンバーも多い。ゲーム実況や生放送を中心に行っている「てつやの動画アップロードチャンネル」や、趣味の音楽を中心した「としみつ東海オンエアの」、先日開設された虫眼鏡のラジオチャンネル「虫眼鏡の放送部」など東海オンエアの動画では見ることのできないよりパーソネルな部分が映し出されている。
東海オンエアが人気になった背景には、マホトら大物とコラボを重ね知名度を上げていったことが要因のひとつにある。そのことから“マホトの腰巾着”と揶揄されることもあった。しかし着実に実力をつけ、抜群の企画力と度胸からいまの人気を得た東海オンエア。そのポテンシャルにいち早く気付き、可愛がってきたマホトは言わば師匠のような存在だろう。
2組が初めて動画内で顔を合わせたのは2014年、はじめしゃちょーのドッキリ企画だった。東海オンエアが初めてはじめしゃちょーの家を訪れた際、巨大バケツの中にマホトが隠れているというもの。大物YouTuberが突然目の前に現れたことでてつやとしばゆーは腰を抜かすほど驚いていた。
2014年11月に投稿された「『マホトもリプニーしてるんでしょ?』電流地獄!嘘発見器!!!」では、マホトが東海オンエアが今一番勢いがあるという発言もあった。またマホトが新チャンネルを開設した際は東海オンエアの動画に出演。マホトを後輩に見立てたてつやとしばゆーの姿には、2組の信頼関係が伺える。