『フォートナイト』はバトロワだけじゃない 新モード「世界を救え」の面白さに迫る
プレイヤーの生存を左右するクラフトアクション
アサルトライフルやサブマシンガン、それに爆発物は、凶悪なゾンビを退治するための必須アイテムである。そして「世界を救え」でこれらアイテムを入手するためには、クラフトで自作する必要がある。設計図を元に、プレイヤーが使用タイミングを考慮して武器や弾薬を生成することで、初めて銃弾が撃てるようになるのだ。なので、むやみやたらに建築物をクラフトするのはNG。手に入れた素材の量と種類と相談しながら、「ここぞ!」という場所に物見やぐらなどを構えるプレイスタイルが必須だ。ある種の制限とも言えるゲーム性を上手く利用できるなら、「世界を救え」は120%楽しくなるだろう。
プレイスタイルを大幅に変えるキャラクター(ヒーロー)の存在
『フォートナイト』のバトロワモードでは、キャラクター要素はスキン=外見の変更に止まっており、ゲームプレイ時には、ステータス上昇効果などは付与されない。この仕様は対人戦において、キャラクターステータスの公平さを保つ上で十分に機能している。
対してPvEが主体の「世界を救え」では、スキン要素に留まらず、レアリティやステータス、特殊スキルが差別化された「ヒーロー」を扱うことになる。冒頭でも述べた通り、各ヒーローはカテゴリーによって得意とするシチュエーションが違う。以下にヒーローの特色を記載してみたので、チェックしてみてほしい。
各ヒーローの種類
ソルジャー:近距離での戦闘特化ヒーロー
アウトランダー:クラフト素材の回収特化ヒーロー
コンストラクター:トラップ・装備品・建築物のクラフト特化ヒーロー
ニンジャ:多段ジャンプを駆使する機動力特化ヒーロー
各ヒーローは経験値を得ることで成長し、ステータスや特殊スキルがアップグレードする。好きなヒーローをコツコツ育成し、ゾンビを物ともしない強キャラを作り上げる遊び方もアリだ。
2018年内には基本プレイ無料モデルで配信予定
8月23日に日本語対応の早期アクセス版がお披露目となった「世界を救え」。現在は有料パックを購入したプレイヤーのみ遊べるが、2018年内に正式版のサービス開始を経て無料リリースされる模様。今すぐにプレイ!とは行かないものの、気になる方はバトロワモードを遊びつつ、今後予定されている正式版リリースの動向をチェックしておくといいだろう。
■龍田 優貴
ゲームの尻を追いかけまわすフリーライター。時代やテクノロジーと共に移り変わるゲームカルチャーに目が無い好事家。『アプリゲット』『財経新聞』などで執筆。
個人的なオールタイムベストゲームは「ファミコン探偵倶楽部」シリーズ。
Twitter:@yuki_365bit