杏、三池崇史監督たっての希望で『襲名』ナレーションを担当 市川團十郎も絶賛

9月25日に公開される三池崇史監督による初のドキュメンタリー映画『襲名』のナレーションを、俳優の杏が担当することが決定した。
第79回カンヌ国際映画祭にて発表された本作は、日本の伝統芸能である歌舞伎の名跡継承という極めて私的かつ公共性の高い瞬間にカメラを向け、3年以上にもおよぶ撮影期間の中で、市川團十郎の姿を通して“継承”と“個”の葛藤を描き出すドキュメンタリー。 歌舞伎界の名門・市川家における最大の節目である“襲名”という儀式を捉えた作品であり、十三代目市川團十郎白猿の襲名披露公演の舞台裏と、コロナ禍での2年半の襲名延期をも乗り越え実現したその歴史的瞬間を記録した。團十郎襲名を寿ぐ襲名披露公演の祝幕を担当したのは、世界のアートシーンで、活躍するアーティスト・村上隆。村上と團十郎の縁を結んだ三池監督の手で、その創作の過程も記録されている。
ナレーションは三池監督たっての希望で、フランスと日本を拠点に活躍する杏が起用された。杏は監督からのオファーについて「歌舞伎という世界からも注目されている日本にとってとても大きな文化を題材にした、市川團十郎の襲名を追ったドキュメンタリーのナレーションの大役をいただいてよいのだろうかという気持ちと……三池監督にぜひと言っていただき、恐縮しながらも嬉しい気持ちがありました」とコメント。15年ぶりに仕事をしたという三池監督から「(市川團十郎親子に)遠い親戚のような親しみを持ちつつ、顔見知りというほどではないような距離を保ったまま、文化的に硬くなりすぎず」という演出を受け、ナレーションの文言を意見交換しながら収録を進めていったという。
また、本作のムビチケカードが8月7日より全国の上映劇場にて販売開始となる。販売価格は2,000円(税込)。9月4日から10日まで三越劇場にて開催される特別先行上映では、チケット購入者に特別先行上映グッズが配布され、その一部デザインも公開された。グッズは紙袋(全2種/ランダム)、竹うちわ(全3種/ランダム)、村上隆祝幕手拭い、豆皿、パンフレットのセット内容となる。特別先行上映のチケットは、チケットぴあにて8月1日午前10時から一般発売される。
コメント
三池崇史(監督)
感動の押し売りにはヘドが出る。過度な演出は十三代目團十郎と八代新之助には必要ない。そんな映画を、「優しさ」と「強さ」と「しなやかさ」でそっと包んで欲しかった。ならば杏さんしかないね、と確信を持ってナレーターを依頼した。快くお引き受けいただいた。果たして、傑作が生まれた。感謝です。
市川團十郎
とても素晴らしかった。淡々とする中で品格の良さがあると思いました。
杏(ナレーション)
歌舞伎という世界からも注目されている日本にとってとても大きな文化を題材にした、市川團十郎の襲名を追ったドキュメンタリーのナレーションの大役をいただいてよいのだろうかという気持ちと……三池監督にぜひと言っていただき、恐縮しながらも嬉しい気持ちがありました。昨今のフランスでの日本ブームの中でこの映画を通していろんな方々が歌舞伎や日本を知りたいと思ってもらえたらいいなと思いました。(フランスで)公開するのも楽しみです。
■公開情報
『襲名』
9月25日(金)全国ロードショー
出演:市川團十郎、市川新之助、杏(ナレーション)
監督:三池崇史
祝幕:村上隆
製作:紀伊宗之、田中傳次郎
プロデューサー:田中傳次郎、坂美佐子
制作プロダクション:オー・エル・エム、PlanD
配給:K2 Pictures
協力:松竹株式会社
©︎2026 K2 Pictures・3Top


























