『VIVANT』第2シーズン開幕直前! 第1シーズン未回収の謎と注目ポイントを振り返る

『VIVANT』未回収の伏線・謎を振り返り

 2023年の放送当時から話題を席巻した日曜劇場『VIVANT』(TBS系)がいよいよ3年ぶりに再び冒険の幕を開ける。同枠では異例となる2クール連続の放送に加えて、TBS制作のドラマとしては初となるGoogleの生成AI「Veo 3」を導入していることを発表。第2シーズンの放送が始まる前から話題に事欠かない本作は、第1シーズンに引き続き海外ロケが敢行されたことからも、壮大なスケールはそのままに、物語の世界はさらに深く広がっていくはずだ。

 7月26日に満を持してスタートする第2シーズンは、第1シーズンの最終話で乃木(堺雅人)が薫(二階堂ふみ)とジャミーン(本間さえ)と再会し、3人で抱擁する視線の先にある祠に、「別班」の緊急任務を知らせる赤い饅頭が置かれたラストシーンの直後から始まる。実の父親であり、テントのリーダーであることが発覚したノゴーン・ベキ(役所広司)に銃弾を放ち、復讐の連鎖を断ち切った乃木に降りかかる新たなミッションとは何なのか。第2シーズンのあらすじは現時点でほとんど明かされていないが、ロケ地となったアゼルバイジャンを舞台に、またもや乃木が日本を離れて、自身の身を危険に晒すことになるのは間違いないだろう。

 原作・演出を担当する福澤克雄監督が、もともと3部作として構想していたことも明らかにしている本作。そのため、第1シーズンに残された謎の数々も、半年にわたって描かれる物語の中で言及される可能性が非常に高い。

 たとえば、本作には個性的なキャラクターが数多く登場するが、今につながる彼らの過去は明かされていないままだ。ドラム(富栄ドラム)の過去を描くサイドストーリー『ドラム―VIVANT THE ORIGIN STORY―』がU-NEXTにて独占配信されることが決定していることからも、主要な登場人物がどのような人生を歩んできたのかは事前に練られているはず。野崎(阿部寛)が公安に所属している理由や、乃木の友人であるサム(マーティン・スター)との関係性など、彼らの背景を深掘りできる余白は多分にある。特にもう1人の主人公ともいえる野崎の謎に包まれた過去は、本作のメインストーリーにも絡んでくるのではないだろうか。

 そして、第1シーズンで相当なインパクトを残しながら退場したものの、第2シーズンで再登場が期待されているキャラクターも多く存在する。特に注目したいのが、新庄(竜星涼)と長野専務(小日向文世)の行方だ。

 警視庁公安部に所属していた新庄は、第1話から野崎の部下として、チンギス(Barslkhagva Batbold/バルサラハガバ・バタボルド)率いるバルカ警察の追っ手から逃げる乃木や薫を保護するために日本大使館で待ち構える。理路整然とした口調で話し、頭の回転も速い新庄には、野崎も大きな信頼を寄せていた。しかし、最終話でテントのモニターだったことが発覚し、視聴者に大きな衝撃を与えた。その後、新庄は海外へと逃亡。しかし、別班がテントのモニターである新庄をそのままにしておくとは思えない。新たな任務と直接の関係があるかは定かではないが、第2シーズンでは竜星涼の名前もクレジットされていることから、彼が再登場することは間違いないだろう。

関連記事

リアルサウンド厳選記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「コラム」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる