『タツキ先生』町田啓太を取り巻く2人の“子ども” 池村碧彩&山岸想、抜群の演技力に注目

『タツキ先生』池村碧彩&山岸想の演技力

“新星”山岸想

 蒼空を演じる山岸想は、STARTO ENTERTAINMENTに入所して4年目の15歳。まだグループ未所属だが、次世代を担うジュニアとして注目されている。アイドル活動はもちろんのこと、小学生向けファッション雑誌『ニコ☆プチ』でレギュラーメンズモデルを務め、いくつか舞台にも出演しているが、芝居経験はまだ少なめ。だが、今回は果敢にも難しい役どころに挑み、テレビドラマ初出演とは思えない鬼気迫る演技を披露している。

 特筆すべきは、表情の変化だ。両親に中学受験をしたいと打ち明けたときはやる気に満ちあふれていたが、受験が本格化してくると少しずつ焦りの色が見え始め、合格して久しぶりに笑顔を取り戻したかと思いきや、中学に入ると再び暗く沈んでいく。まるで黒いシミが広がっていくように、蒼空がどんどん負の感情に飲まれていく過程を山岸は微細な表情変化で伝えてくれた。極め付けは、蒼空が没収されたスマホを取り返そうと母・優(比嘉愛未)に包丁を向けるシーン。あのときの蒼空はすべての人間が自分を傷つける敵に見えるほど、ギリギリの精神状態だったのだろう。猫が全身の毛を逆立てるかのごとく殺気に満ち溢れた姿に、思わず息を呑んだ。

 山岸はPrime Videoで5月14日に配信された音楽番組『Star Song Special』の京本大我(SixTONES)ゲスト回に出演。京本からダンスや歌以外で頑張っていることを聞かれた際、「授業中に出た消しカスを一つにまとめてハート型を作ること」と天然な回答を繰り出し、不思議な子認定を受けていた。幅広い世代に愛されそうな、キラキラとしたアイドルという印象を受け、劇中で見せる顔とのギャップに驚かされる。そんな山岸が目標とする事務所の先輩は木村拓哉とのこと。ぜひ強いインパクトを残した本作を名刺代わりに、木村のような演技派アイドルとして活躍していってほしい。

 池村や山岸のほかにも、『良いこと悪いこと』(日本テレビ系)や『再会~Silent Truth~』(テレビ朝日系)など話題作への出演が続いている本屋碧美をはじめ、いじめで転校を余儀なくされた智紀役で唯一無二の存在感を放った大倉琉人、「ユカナイ」の子ども役の中では最年長で、NHKの特集ドラマ『むこう岸』では主演を務めた西山蓮都など、本作はこれからブレイクが期待される若手俳優の宝庫。今後も彼らの活躍に要注目だ。

■放送情報
『タツキ先生は甘すぎる!』
日本テレビ系にて、毎週土曜21:00〜放送
出演:町田啓太、松本穂香、藤本美貴、寺田心、三遊亭好楽、比嘉愛未、江口洋介
脚本:徳尾浩司
演出:鈴木勇馬、松下敏也、苗代祐史
音楽:得田真裕
主題歌:福山雅治「拍手喝采」(アミューズ/Polydor Records)
フリースクール監修:石井しこう
アートセラピー監修:浜端望美
企画協力:前田志門
プロデューサー:岩崎秀紀、秋元孝之、大護彰子
チーフプロデューサー:荻野哲弘
制作協力:オフィスクレッシェンド
製作著作:日本テレビ
©日本テレビ
公式サイト:https://www.ntv.co.jp/tatsuki/
公式X(旧Twitter):https://x.com/tatsuki_ntv
公式Instagram:https://www.instagram.com/tatsuki_ntv
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