YUが語る、日本での活動を経て感じた自身の変化 「自分にしかできない表現を突き詰めたい」

YU、日本での活動を経て感じた自身の変化

 孤独な専業主婦・坪倉あゆみ(木南晴夏)と秘密を抱えるシェフ・Kei(高杉真宙)が織りなす不思議な恋を描く『今夜、秘密のキッチンで』(フジテレビ系)が佳境を迎えている。本作でミステリアスな存在感を放っているのが、イタリアの三つ星レストランで修行を積んだ実力派シェフ・加藤亮介を演じるYUだ。日本と台湾をルーツに持ち、俳優兼ミュージシャンとして2つの国で精力的に活動するYU。2026年8月12日でデビュー6周年を迎える現在の心境や、これまでの歩みを振り返る中で感じた自身の変化について語ってもらった。【インタビューの最後には、サイン入りチェキプレゼント企画あり】

シビアな世界観とギャップのある撮影現場

――まずは今回の出演の経緯や、出演が決まったときの心境を教えて下さい。

YU:今回はご縁あって、オファーをいただきました。ずっと演じてみたかったシェフの役ですし、地上波のドラマに出演するのも2023年の『何曜日に生まれたの』(ABCテレビ・テレビ朝日系)以来、約3年ぶりなので、素直に嬉しかったです。

――本作は単純なラブストーリーではなく、ファンタジーやサスペンスなど、様々な要素が絡み合っていますが、台本を読んだときは率直にどのような感想を抱きましたか?

YU:『今夜、秘密のキッチンで』というタイトルを最初に見たときは、王道のラブストーリーだと思ったんです。でも蓋を開けてみたら、かなりシビアな世界観で。もちろん、キッチンではあゆみさんとKeiの温かい交流が描かれているんですが、すべてのキャラクターが各々の孤独を抱えていて、台本を読みながら悲しくなる瞬間もありました。

――おっしゃるように、比較的シリアスなシーンも多く、誰を信じたらいいのかわからなくなるところもあるような本作ですが、撮影の現場自体はいかがでしたか?

YU:撮影の現場は常にあたたかい空気感でした。休憩時間は共演者やスタッフの皆さんも和気あいあいとされていたので、作品とのギャップがありましたが、とてもやり易い現場でした。特に坪倉渉役の中村俊介さんは劇中だと常にピリピリとしたムードを漂わせていますが、カットがかかると一気に砕けた印象になるので、そのギャップに驚きましたし、いつも明るく現場を回してくださって、素敵な方だなと思いました。

――現場がそれだけ朗らかなら、お芝居にもあまり緊張せず臨めそうですね。

YU:本当にその通りで、共演者の方はもちろん、スタッフの皆さんも優しく接してくださったので、全く緊張せず現場に入ることができました。

――亮介は元女優のあゆみに憧れている役どころですが、YUさんから見た木南晴夏さんの印象はいかがですか?

YU:木南さんが現場にいるだけで、全体の空気感がより柔らかくなりますし、僕にも気さくに話かけてくださり、すごく心強かったです。お芝居に関しては、何といっても説得力ですよね。特に一つひとつの表情が繊細で、いつも撮影で刺激を受けています。

――YUさんは大学で料理を学び、かつ普段から自炊もされるそうですね。今回、シェフを演じるにあたって、その経験が活かされた場面はありましたか?

YU:食材を切る場面があったんですが、慣れていることもあって一発OKになりました。そのときに木南さんが「さすがですね」って言ってくださって嬉しかったです。ただ、そこまで調理シーンが多かったわけではないので、佇まいや所作でどこまで三つ星レストランのシェフというステータスに説得力を持たせられるかについてはかなり悩みましたね。

――役づくりをする上で、何か参考にしたことがあれば教えてください。

YU:他の料理が題材になっている作品を見たり、イタリアンのお店を巡る動画を出している方がいて、そこに出てくるシェフやスタッフさんの動作からヒントを得たりしました。

――劇中に出てくる「食事は明日の自分への贈り物」というセリフが印象的だったんですが、YUさんは何か食事で気をつけていることはありますか?

YU:僕、普段料理をするのですが、野菜が食べられないんです(笑)。でも、栄養面はやっぱり気にしていて、肉よりも魚を積極的に摂るようにしていますし、野菜でも自分的に食べやすいアスパラ、もやし、大根、ベビーコーンなどを料理に取り入れて、できるだけたくさんの食材を食べるようにしています。

今の得意料理は「THEシンプルなオムライス」

――お忙しい中でも、栄養を心がけているんですね。ちなみに得意料理はなんですか?

YU:その時々でブームがあって、今はオムライスです。僕のオムライス、めちゃくちゃ美味しいですよ(笑)。

――何か、特別な食材やスパイスを使っているんでしょうか。

YU:いや、THEシンプルです。食材やスパイスではなく、作り方を工夫して王道を極めてます。卵は火加減が大事ですし、チキンライスに関しては炒めるときにどれだけケチャップの水分を飛ばして、焦げる手前の一番いい感じまで持っていけるかの勝負ですね。

――聞いているだけでお腹が空いてきました(笑)。YUさんのやり方で今度作ってみます!

YU:ぜひぜひ(笑)。本当に美味しいので、皆さんに作ってもらいたいです。

――物語も終盤に差し掛かりますが、ご自身の注目ポイントを教えてください。

YU:あゆみさんとKeiの関係が進展し、かつ坪倉グループの秘密が明らかになっていく中で、僕演じる亮介がどのように関わっていくかに注目していただきたいです。僕自身、後半になるにつれて「亮介ってこんな一面があったんだ」と思わされる瞬間が多々あったので、そこも見どころになってくるかと思います。

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