『リボーン』一人二役を高橋一生が見事に演じ分ける SNS時代により響く英人のセリフ

高橋一生が主演を務めるドラマ『リボーン ~最後のヒーロー~』(テレビ朝日系)第3話では、根尾光誠(高橋一生)が転生した先で未来が変わり始めていることに気づく。そして英人として生きる光誠とは別に、平成に生きる光誠が初めて姿を見せたのだ。

パリ出張のため空港のロビーで友野(鈴鹿央士)、英梨(横田真悠)と一緒に待っている光誠。スーツにメガネ、オールバックという出立ちは光誠ではあるが、友野に呼ばれて振り向いたその表情からはかつての野心に満ちた、自信家な光誠ではなく、別の誰かが入っているようにも見える。ほんの数秒のカットだが、覇気のない、不安にも見えてくる、そんなはっきりとした違いを感じさせる高橋一生の一人二役だ。

それでは光誠に転生している人物は誰なのか、というのは第4話で2人の根尾が接近する展開から自ずと見えてくる予感がするが、第3話で描かれたのは光誠が英人としてあかり商店街を再生させていく“下町商店街の救世主”としての姿。14年分の記憶、つまりは未来を知っていることを活かし、光誠はハンディファンといった地球温暖化ビジネスで儲けを生んでいく。

気づけば英人になってからの光誠はずっとあかり商店街を救っていた。根尾光誠として潰した街に、恨まれた英治(小日向文世)に、殺した池谷(柳沢慎吾)に感謝されている。泣きそうな表情でかつての記憶を思い出す光誠。そんな光誠に優しく寄り添うのが更紗(中村アン)だった。

第3話では光誠が東郷(市村正親)やNEOXISも巻きこみ、あの手この手で更紗を芸術家として売り出していく。雑誌のカバーを飾る自身の姿に「ここに写ってるのは本当の私じゃなくて、虚構の世界の私だからさ」とつぶやく更紗。それに光誠が本当の自分と嘘の自分を説いていく。
「娯楽だよ。嘘も本当も受け入れて楽しむしかないだろ。世に出ていくっていうことは、他人に見つかって他人のものになって消費されるってことだ。評価も誤解も全部。その覚悟がないと駄目なんだ」
SNS社会の現代、2026年により響くセリフだが、本当の自分=光誠、嘘の自分=英人と考えると、「みんな本当の自分が分かって生きてるわけじゃないだろ。それに嘘の自分を演じなくちゃいけない時もある。虚構の何が悪いんだ?」という言葉は、光誠が自分自身に言い聞かせているようにも思えてならなかった。

次回予告では、「根尾社長から僕にお願い?」(光誠)、「私も見てみたいよ。君と根尾くんが一緒に仕事をするのを」(東郷)というやり取りが。2人が急接近した先で起こることとは一体。
■放送情報
『リボーン ~最後のヒーロー~』
テレビ朝日系にて、毎週火曜21:00〜21:54放送
出演:高橋一生、中村アン、鈴鹿央士、横田真悠、小日向文世、市村正親
脚本:橋本裕志
演出:藤田明二、麻生学、二宮崇
エグゼクティブプロデューサー:内山聖子(テレビ朝日)
プロデューサー:山形亮介(テレビ朝日)、中込卓也 (テレビ朝日)、河野美里 (ホリプロ)、奥村麻美子(ホリプロ)
制作協力:ホリプロ
制作:テレビ朝日
©︎テレビ朝日
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