要潤、『豊臣兄弟!』明智光秀役を語る 小栗旬は「少し壁を作っているように思います(笑)」

要潤、『豊臣兄弟!』明智光秀役を語る

 現在放送中のNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』に出演している要潤のコメントが公開された。

 本作は、豊臣秀吉の弟・豊臣秀長の波乱万丈の生涯を描いた物語。主人公・木下小一郎(豊臣秀長)を仲野太賀、秀吉(木下藤吉郎)を池松壮亮が演じ、脚本を『半沢直樹』(TBS系)、『おちょやん』(NHK総合)などの八津弘幸が担当する。

 要が演じるのは、織田家の重臣・明智光秀。要は光秀について、「どちらかといえば『陰』のキャラクター」と分析。「何かあると『自分が悪かったのではないか』と考えてしまう人物で、自分の願望を語ることもほとんどありません」と語り、「公方様(足利義昭/尾上右近)のことは常に胸の内に抱えながら生きています。公方様をお守りするという思いを、光秀の大きな幹として大切にしながら演じています」と明かした。

 また、第16回の比叡山焼き打ちシーンについて、「信長(小栗旬)に命じられ、女子どもまで斬らなければならない。でも、本当はこんなことをやりたくないという気持ちだけは、絶対に捨てずに演じようと思っていました」と回顧。織田信長を演じる小栗旬との共演については「本能寺の変が控えていることもあって、やはりどこかお互いに意識してしまいますね。今作の撮影が終わるまでは、少し壁を作っているように思います(笑)」と撮影の裏側を明かしている。

要潤(明智光秀役)コメント

明智光秀について

『豊臣兄弟!』で描かれる光秀は、どちらかといえば「陰」のキャラクターだと思います。何かあると「自分が悪かったのではないか」と考えてしまう人物で、自分の願望を語ることもほとんどありません。能動的に行動を起こすタイプには見えないですね。「本能寺の変」に至るまでの振り幅が非常に大きいキャラクターでもあると感じています。ただその中でも、公方様(足利義昭/尾上右近)のことは常に胸の内に抱えながら生きています。公方様をお守りするという思いを、光秀の大きな幹として大切にしながら演じています。

第16回の比叡山焼き打ちシーンについて

このシーンでは、自分が今にも崩れてしまいそうになるのを、必死で支えているような感覚がありました。信長(小栗旬)に命じられ、女子どもまで斬らなければならない。でも、本当はこんなことをやりたくないという気持ちだけは、絶対に捨てずに演じようと思っていました。藤吉郎(池松壮亮)に「こうするしかないのじゃ。こうするしか」と自分の本心をはき出しますが、そうすることでどうにか自分を保っていたのだと思います。
第16回は、本能寺の変につながる一つの大きな山場でした。ただ、そこまでの道のりはまだ長く、これからもう一つ、二つと山が積み重なっていきます。そして、本能寺に至る時には、それが富士山よりも大きな山となり、最終的にそれをドンと壊すことになるのだと思います。

信長との距離感について

信長の命令には絶対に従うという家臣団の中で、光秀はまだ答えが出ていない状態にいます。集団の中では少し浮いた存在なので、音楽で例えるなら、あえて周りと同じ音にははまらないようにしています。はっきりしない、あいまいな部分を奏でるようにしたいなと。だから、勝どきをあげるときなど、みんなで「おお!」と殿に応える場面でも、あまり大きな声で叫ばないようにしています。
信長を演じる小栗さんとは、今回が初めての共演です。信長を本当に深く考えていらっしゃって、一俳優としてとても尊敬しています。ただ、本能寺の変が控えていることもあって、やはりどこかお互いに意識してしまいますね。今作の撮影が終わるまでは、少し壁を作っているように思います(笑)。撮影で、細かなところでのゆるみは絶対に出したくないですし、その点は小栗さんも意識されていると思います。

■放送情報
大河ドラマ『豊臣兄弟!』
NHK総合にて、毎週日曜20:00~放送
出演:仲野太賀、池松壮亮、菅田将暉、吉岡里帆、浜辺美波、白石聖、坂井真紀、宮澤エマ、倉沢杏菜、大東駿介、高橋努、松下洸平、中島歩、要潤、山口馬木也、宮崎あおい、小栗旬、榎木孝明、池内万作ほか
作:八津弘幸
音楽:木村秀彬
語り:安藤サクラ
制作統括:松川博敬、堀内裕介
プロデューサー:高橋優香子、舟橋哲男、吉岡和彦(展開・プロモーション)、国友茜(広報)
演出:渡邊良雄、渡辺哲也、田中正
写真提供=NHK

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