『ポリティカルパン』石原さとみが“札束プール”で微笑むポスター公開 音楽は岩崎太整

『ポリティカルパン』ポスタービジュアル

 10月7日よりフジテレビ系水10ドラマ枠で放送がスタートする石原さとみ主演ドラマ『ポリティカルパン』のポスタービジュアルが公開され、音楽を岩崎太整が担当することが発表された。

 本作は、石原演じる女ルパン・如月弥生が政界に潜り込み、ダークな政治の金を奪い取る怪盗エンターテインメント。脚本を担当するのは、『逃げるは恥だが役に立つ』『アンナチュラル』『MIU404』『フェンス』などを手掛けた野木亜紀子。石原と野木は『アンナチュラル』(2018年/TBS系)以来、約8年ぶりのタッグとなる。

 公開されたポスタービジュアルは、莫大な政治の金を「札束プール」に見立て、紙幣をあえて鮮やかな赤に染め上げたもの。舞い散る花びらのようにも見え、美しさとお金の恐ろしさが共存する抽象的なビジュアルに仕上がった。

 ポスターデザインを手がけたのは、『TAROMAN 岡本太郎式特撮活劇』(2022年/NHK Eテレ)や映画『大長編 タローマン 万博大爆発』(2025年)の監督・脚本を務め、MVや広告など数々の独創的な作品で国内外の賞を受賞してきた映像作家・藤井亮。藤井は今回、キービジュアルだけでなくオープニング映像や小道具の一部など、作品のさまざまな部分に関わったという。

 また、本作の音楽を、映画『モテキ』(2011年)で第35回日本アカデミー賞優秀音楽賞、映画『竜とそばかすの姫』(2021年)で第45回日本アカデミー賞最優秀音楽賞および第36回日本ゴールドディスク大賞サウンドトラック・アルバム・オブ・ザ・イヤーを受賞した岩崎が担当することが決定。近年では、Netflixシリーズ『全裸監督』(2019年・2021年)、Netflixシリーズ『First Love 初恋』(2022年)、映画『TOKYOタクシー』(2025年)などを担当している。ジャズ、クラシック、ヒップホップ、ロック、エレクトロニカまで多種多様なジャンルを自在に横断する岩崎が、野木の描く世界を音楽で彩る。

コメント

藤井亮(ポスターデザイン担当)

ドラマのポスタービジュアルは、作品そのものより先に人の目に触れることも多い、いわば作品の“入り口”であり“お店の看板”のようなものだと思っています。
その入り口で、うっかりお客さんを引き返させてしまうようなことがあってはいけない。そんな緊張する仕事です。
お店の中身がダメならば、「看板に偽りあり」と言われるのも覚悟で、せめて看板くらいは良く見せておこう……と、ある意味気楽に構えられるのですが、今回はなんといっても野木さんの脚本で、キャストもスタッフもこれ以上ない布陣です。これで「入り口の看板のせいで、そっぽを向かれてしまったらどうしよう」と、普段、自分の作品のビジュアルを作るとき以上に緊張しました。

そんなわけで、このドラマの世界を一枚の絵でどう表現するか、とても悩みました。
政治の世界を扱った物語ではありますが、政治色を前面に出しすぎると、ドラマへの敷居を高くしてしまうので避けたい。そこは僕も野木さんも北野プロデューサーも同じ意見でした。
そして“ルパン”とはいえ、派手なアクション作品に見えてしまっても違う。目指したのは、あくまで“ポリティカルなルパン”です。
やはり根っこにあるのは“お金”の物語なので、あれこれ考えているうちに、ふと頭に浮かんだのが“札束風呂”でした。 もちろん、そのままやれば成金感満載で、ギャグ寄りの生々しい絵になってしまう。
でも、これをもっと壮大にして、華やかさと、このドラマの持つスケール感を同時に出せないか。そう考えて提案したのが、今回の“札束プール”のビジュアルです。
国の隠れた莫大な金が、そっくりそのままひとつのプールに流れ込んだような世界。
その中で、それぞれのキャラクターが“お金”というものにどう向き合うのか。表情やポーズからいろいろ想像しながら、ドラマへの期待を膨らませてもらえたら嬉しいです。
今回はキービジュアルだけでなく、オープニング映像や小道具の一部など、作品のさまざまな部分に関わらせていただきました。
野木さんの脚本と、素晴らしいキャスト・スタッフの皆さんが作るこの世界の一端を担えたことを、とても嬉しく思っています。

岩崎太整(音楽担当)

野木亜紀子さんの脚本は、作品ごとに千変万化しながらも、常に秘匿された真実を探り続けているように感じます。 時に軽妙に、時に重厚に、人々が見落としたり、気づかないふりをしたりするような暗がりを丁寧に照らし、その存在を伝える。
“物語”が本来的に担うべきものを、いつもあらためて気づかせてくれます。
脚本家のチャーリー・カウフマンはかつて、講演の中で「脚本とは探索であり、深淵へ踏み出すことでもある。テンプレートなどないし、あってはならない」と語りました。
野木さん、北野プロデューサー、高野舞さんをはじめとする演出陣、そして素晴らしい俳優の皆さんが、試行錯誤を重ねながら手探りで辿り着いた新しい物語に、音楽でほんの少し彩りを添えられることを、とても幸せに思います。

北野拓(プロデュース)

タローマンの監督で有名な映像作家・藤井亮さんに物語の世界観を想像させるアート性の高いキービジュアル、そして、架空の国・ニッポニアが舞台の社会風刺とエンタメ性が融合した今回のドラマにふさわしいタイトルバックを作っていただきました。ぜひ注目して見ていただければと思います!
さらに、音楽は脚本野木さんとの前作『フェンス』にも参加していただいた岩崎太整さんにお願いしました。今回はブラックミュージックを基軸に幅広くスタイリッシュな劇伴を作っていただきました。ぜひこちらも楽しみにしていただけたら嬉しいです!

■放送情報
『ポリティカルパン』
フジテレビ系にて、10月7日(水)スタート 毎週水曜22:00~22:54放送
出演:石原さとみ、高橋一生、河合優実、渡部篤郎、草刈正雄、酒向芳、古舘寛治、岩松了、間宮啓行、寛一郎、川西拓実 ほか
脚本:野木亜紀子
音楽:岩崎太整 プロデュース:北野拓
制作プロデューサー:白石裕菜 (ホリプロ)、加藤若葉 (ホリプロ)
演出:髙野舞、谷村政樹、及川拓郎
制作協力:ホリプロ
制作・著作:フジテレビ
©︎フジテレビ
公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/politicalupin/
公式X(旧Twitter):https://x.com/politicalupin

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