『ゼイ・ウィル・キル・ユー』製作者&キャスト陣が異才監督を語る メイキング写真も

5月8日に公開される『ゼイ・ウィル・キル・ユー』より、スタッフ・キャストのコメントとメイキング写真が公開された。
本作は、『IT/イット』シリーズのアンディ・ムスキエティと『WEAPONS/ウェポンズ』のワーナー・ブラザースが製作に名を連ねる脱出型ホラーアクション。『とっととくたばれ』を手がけたロシア出身のキリル・ソコロフが監督を務めた。
『デッドプール2』や『ブレット・トレイン』のアザジー・ビーツが主演を務め、彼女が演じるメイドの前に立ちはだかる住人役で、パトリシア・アークエット、トム・フェルトン、ヘザー・グラハムら個性的な俳優たちが結集。自らの実体験を基に、『プレデターズ』のアレックス・リトヴァクと共同で脚本を書いたキリル・ソコロフは撮影前に『ゼイ・ウィル・キル・ユー』の全フレームをストーリーボードに描き起こし、その数は約1200枚にも及んだという。このストーリーボードは、キャスティングされた俳優たちに、どんな映画を構想しているか説明するために活用された。つまり、完成形のイメージを完璧に作り上げて撮影に臨んだのだ。
ムスキエティは、新ホラーレーベル「ノクターナ」を立ち上げ、長編映画第1作として本作を選んだ。ソコロフ監督とすぐに意気投合したムスキエティは「監督として最適だったのは、恐れを知らないから。素晴らしい直感力を持ち、若くてエネルギーに満ち溢れている、とても才能がある監督だ」と全幅の信頼を寄せた。さらにソコロフ監督がこの映画に込めたテーマは「サバイバルと家族、階級闘争と格差についての寓話、格差に立ち向かい生き抜くこと……全て、私たちがとても魅力的に感じたテーマ」だと力説する。これらの要素を「スペクタクルなアクション、ホラー、コメディ・アドベンチャーという形」に昇華させたキソコロフの手腕を高く評価している。
最狂メイドを体現したビーツは、ソコロフ監督の『とっととくたばれ』を観た後、手にした脚本に夢中になったという。「何が気に入ったかというと、思いきり“意味わかるよね”的な要素があったのと、キリルがこのジャンルにもストーリーにも明らかに楽しんで挑んでいるのが伝わってきた点」だと、猛烈な勢いで読み進めたそう。読後の第一印象は「心の底から楽しめ、心の底から恐怖を感じる瞬間がいくつもあり、時流にピッタリだと思った」と述懐。自身が演じるメイドについては、「ハイリスクどころかサバイバルしなければならず、心理的にも複雑な過去を背負っている。同時に、楽しさや軽さがいい感じに混ざり合って、それを相殺するほどのドラマがある」と解説する。彼女を驚嘆させたのは、監督の美意識。ホラージャンルに一捻りを加える演出で、「CGは可能な限り避けて『全面的に実写推しでやる』と言ってくれた時には大喜び」したと振り返る。4カ月にも及ぶ猛特訓を経て現場に臨んだ彼女は、「彼にはすごくギラギラしたエネルギーがあり、映画からそれが伝わると思います」とレコメンドしている。
「むちゃくちゃで、独創的で、爆発的で、笑えて、おぞましくて…。ニューヨークにあるバージルという建物に見られる奇妙なゆがみを描いた物語」だと語るのは、セレブ御用達の超高級マンション“バージル”の全てを取り仕切る女執事長リリー役のアークエット。撮影時、監督の指示は常に的確だったそうで、「思ったことを正直にさらけ出してくれる。例えばキリルが『ダメだ。もう1回』と言えば、こちらも素直に『ピンと来なかったのね。もう一歩か』と思えるし、気に入ってくれたら『カット。イエス』で済む。俳優としては、監督の反応と自分の感覚がどういうテイクで合うのかがわかる。それがマッチした時の高揚感はたまりません」と現場を楽しんだ様子を明かした。
■公開情報
『ゼイ・ウィル・キル・ユー』
5月8日(金)全国公開
出演:ザジー・ビーツ、パトリシア・アークエット、トム・フェルトンほか
監督:キリル・ソコロフ
制作:アンディ・ムスキエティ
配給:東和ピクチャーズ、東宝
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公式サイト:https://they-will-kill-you.jp/

























