高尾奏音「今のほうが青春しているかも」 “新しい挑戦”ヒロイン役と声優業への思いを語る

“正統派ヒロイン”と一味違う陽花里

——高尾さんから見て陽花里はどんなキャラクターですか?
高尾:最初は“正統派ヒロイン”らしく、誰からも好かれる人気者でみんなから羨ましがられるような女の子という印象でした。でもストーリーを読み進めていくうちに、陽花里自身の葛藤や家庭の事情、それらと向き合いながらも周りにそういう苦悩を見せないようにしているところに彼女の内面の強さがあるんだなと思えるようになりました。
——ご自身と似ていると感じるところはありますか?
高尾:違うところでいったらクラスの人気者ではなかったというところなんですが……(笑)、運動音痴なところだったりわりと似ているところは多くて。性格的にも陽花里も周りに協調しつつもあまり自分からグイグイ発信していくタイプではなく、私もわりと流れに身を任せて学生生活を過ごしてきたので、クラスの中心と関わりながらもおとなしい部分も持っている部分は共感できます。台本を読んでいても、陽花里の気持ちがわからなくなるようなことがなくて、私も普通に生活していて思うような感情があったのですんなりと自分の中にセリフが入ってきた気がしました。

——台本を読んだ時点で陽花里に感情移入できる点が多かったんですね。
高尾:実は陽花里のほかに詩役と唯乃役でもオーディションを受けさせてもらっていたんですが、自分的には陽花里が一番演じやすいと思っていたので、やっぱりその感覚は正しかったんだというか、共感できるキャラクターなんだなと改めて感じました。
——実際に陽花里役に決まってどんなお気持ちでしたか?
高尾:原作もすごく楽しませていただいていたので携われて嬉しい気持ちと、兄(高尾奏之介)も劇伴を担当しているので、「兄妹一緒の共演か……!」という喜びがありました。あとは陽花里のようにまっすぐな、みんなから好かれるマドンナキャラを演じたことがそんなに多くはないので、自分の中では新しい挑戦だなという引き締まる気持ちも入り混じっています。
——いわれてみれば、“ザ・メインヒロイン”的なキャラは新鮮なんですかね。高尾さんの声はすごく凛々しくて、芯の強い女性の印象がありますが。

高尾:ありがとうございます。でも、私が演じてきたキャラクターってだいたい両親が死んでいるか、親がとても問題を抱えているか、双方いないかみたいな感じだったので(笑)、こういうキャラクターは珍しいなと思っていました。原作を読み進めていたら陽花里がお父さんとすごく衝突するシーンがあって、「やっぱりこのジンクスって本当だったんだ……!」と思いました(笑)。
——やはりお父さんキャラとぶつかりがちですか?
高尾:お父さんとぶつかりがちだし、親いないがち(笑)。序盤の段階ではまだお届けできないかもしれませんが、徐々に陽花里の抱いている葛藤や夢、考えていることが明らかになっていくので、単純な“正統派ヒロイン”ではないのが陽花里のポイントだと思います。
——そういう意外な展開を知ったときは、どんな気分で演じていたのでしょうか?
高尾:意外といえば意外なんですが、「今までの伏線はそういうことだったのか」と納得できる感じはありました。陽花里がみんなに接するときの態度も「こういう環境で育ってきたから、こういう対応をするようになったんだなぁ」と紐解いていける感覚で、「ビックリ」というよりかは「なるほど」という感じでした。序盤からほのめかされている気がします。
お気に入りのシーン

——オンエアを目前に控えていますが(※取材日:3月某日)、心境はいかがですか?
高尾:早い! 早くお届けしたいという気持ちがすごくあって、キラキラした青春もありつつ、主題歌映像ではカッコいいキャラクターたちの姿も描かれているので、それを早く皆さんに観ていただきたいです。4月から放送ということで季節ともマッチしていて、新社会人になる方や学生さんで進級される方、同じような状況でアニメも進んでいくので、皆さんも夏希たちと一緒に頑張れる、いい時期の放送だなと思います。
——非常に楽しみです。バンドの演奏シーンもあるとのことですね。
高尾:本当に曲が良くて、後半のアフレコ現場はその話で持ちきりになっていました。本当に作中で作られているのと同じような共演者のLINEグループがあって、夏希くんファミリーならぬ“祐翔くんファミリー”があって(笑)、しっかりアイコンも私と上村さんの2ショットにしていて。
——原作再現の熱意がすごいですね……!
高尾:バンドシーンの収録前日の夜は、ちょっと見ないうちにLINEグループの通知が60件くらい溜まってしまうほど、みんな「この展開ヤバすぎ!」「こんな曲を夏希が歌うとは思わなかった!」と飛び交っていて。本当にいいシーンになっています。
■放送情報
TVアニメ『灰原くんの強くて青春ニューゲーム』
TBS、BS11、AT-Xにて、毎週木曜25:28〜順次放送
キャスト:上村祐翔(灰原夏希役)、高尾奏音(星宮陽花里役)、中村カンナ(本宮美織役)、山根綺(佐倉詩役)、鈴代紗弓(七瀬唯乃役)、鈴木崚汰(凪浦竜也役)、大野智敬(白鳥怜太役)、愛美(本堂芹香役)
原作:雨宮和希『灰原くんの強くて青春ニューゲーム』(HJ文庫/ホビージャパン)
キャラクター原案:吟
監督:星野美鈴
シリーズ構成:大知慶一郎
キャラクターデザイン:小野ひろみ
美術監督:李書九
色彩設計:山上愛子
撮影監督:坂井慎太郎
編集:村井秀明
音響監督:立石弥生
音響制作:神南スタジオ
音楽:高尾奏之介
音楽制作:日音
アニメーション制作:スタジオコメット
オープニングテーマ:前島亜美「Fly Again!!」
エンディングテーマ:愛美「ドラマチック逃避行」
公式サイト:https://haibarakun-anime.com
公式X(旧Twitter):https://x.com/haibara_anime
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<応募締切>
4月30日(木)























