『未来のムスコ』ついに“まーくん”の正体が明らかに “颯太”天野優の来訪で変わった未来

『未来のムスコ』まーくんの正体が明らかに

 もちろん、優太の功績も忘れてはならない。「未来のことが好きだった」と中学生の頃に伝えきれなかった思いを過去形で伝え、未来の背中を押し、将生のこともさりげなく焚き付けた優太。いつだって誰にも気づかれないところでみんなを見守り、そっと幸せを届けてくれる彼は、“四つ葉のクローバー”みたいな人だなと思う。

 優太はもちろんのこと、未来は颯太と出会ってからいろんな人に支えられてきた。いや、本当は颯太と出会う前から、未来はずっと支えられていたのだ。沙織(西野七瀬)が自分を尊敬してくれていたことも、真(兵頭巧海)が自分に恋心を寄せてくれていたことも、颯太が未来からきてくれたから気づけたこと。未来は何もかも中途半端な自分が惨めで恥ずかしいと言っていたけれど、とんでもない。未来が未来だったからこそ、みんなも全力で応援してきてくれたのだ。

 そのことに気づけたから、未来は自信が持てたのではないか。颯太と出会った頃はまだ自分の未来なんて見えなくて不安だったけど、今なら勇気を持って前に進んでいける。ついにやってきた1月9日。帰りたくないと泣く颯太に、未来は「だんない、だんない。ちゃんと向こうでママとまーくんが颯太のことを待ってるよ」と伝えた。

 しかし、颯太が未来に帰って5年後の2032年。未来と将生のそばに、もうとっくに生まれているはずの颯太はいなかった。なぜ、颯太は生まれてこなかったのか。可能性としては一つある。颯太が2036年からタイムスリップしてきたとき、未来は自分の夢に限界を感じていた。だが、颯太と出会ったことで否応なく未来の自分を想像し、夢を諦めたくないと改めて感じたのだ。その後、未来は劇団の公演の主演を務め、映画にも出演することができた。

 本来なら夢を諦め、将生と結婚して颯太を産むはずが、俳優になるという夢が叶ったことで颯太は生まれなかったのかもしれない。あるいは考えたくないが、“まーくん”が将生ではなかったか。いずれにせよ、未来と颯太がまた必ず会えると思っていただけにショックは大きい。再会の時期が少しズレただけと思いたいが……果たして。最終回では、奇跡が起きることを願っている。

『未来のムスコ』の画像

火曜ドラマ『未来のムスコ』

恋も仕事も夢も中途半端だった主人公がある日突然母となり、子育てを通して、誰かと生きること、支え合うことの意味を知り、自分らしく生き直していく姿を描く。

■放送情報
火曜ドラマ『未来のムスコ』
TBS系にて、毎週火曜22:00~22:57放送
出演:志田未来、塩野瑛久、小瀧望、兵頭功海、天野優、吉村界人、箭内夢菜、萩原護、ビビる大木、藤原さくら、板倉武志、難波なう、西野七瀬、マキタスポーツ、神野三鈴、水瀬いのり(声の出演)、淵上泰史
原作:阿相クミコ・黒麦はぢめ『未来のムスコ~恋人いない歴10年の私に息子が降ってきた!』(集英社『ヤンジャン+』連載)
脚本:ニシオカ・ト・ニール、いとう菜のは
プロデューサー:天宮沙恵子、松本明子
演出:井村太一、古林淳太郎、泉正英
主題歌:秦基博「ポケットに魔法を入れて」(UNIVERSAL MUSIC/AUGUSTA RECORDS)挿入歌:Hi-Fi Un!corn「SUPER DUPER」(Sony Music Labels)
製作:TBSスパークル、TBS
©TBSスパークル/TBS
公式サイト:https://www.tbs.co.jp/mirainomusuko_tbs/
公式X(旧Twitter):@mirai_musukotbs
公式Instagram:mirai_musuko_tbs
公式TikTok:@mirai_musuko_tbs

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