『ヤンドク!』森崎ウィンがクセつよ医師を熱演 橋本環奈と共鳴した“医者マインド”

橋本環奈が主演を務める月9ドラマ『ヤンドク!』(フジテレビ系)第4話では、神崎祐樹役の森崎ウィンがゲスト出演した。声が異常に小さいウィスパーボイスの持ち主というファーストインパクトから、湖音波(橋本環奈)にも負けない大声を張り上げ医者としての矜持を示す、容姿だけでなく心もイケメンな天才カリスマ医師だ。
心臓血管外科の顔となっている神崎は、イメージアップ戦略として“恋リア”風のSNS動画に出演。湖音波がカップ麺をすすりながら「これで医者なんすか?」と疑問を呈するも、一族全員が心臓外科医というエリート中のエリートで病院の最年少部長になると噂されていた。おまけに陸上のインターハイに出場した経歴があり、ダンスも上手いという完璧人間。院内でも総回診の姿に受付の村上(星乃夢奈)から黄色い声が上がるイケメンっぷり……だが、喋ってみると「はじめまして、ドクター田上……」という蚊の鳴くようなボソボソ声という湖音波もドン引きの特徴を持ち合わせていた。ウィスパーボイスと言えば聞こえはいいが、湖音波からすれば手術での指示に支障をきたしそうな心配になるイラ立つ声である。食堂で父・潮五郎(吉田鋼太郎)が作ったどて煮定食を頬張る湖音波に対し、神崎はサプリとプロテインのみという、とことん馬が合わない正反対な2人だ。

湖音波の後輩・竜司(小林虎之介)の勤め先の社長・光男(林和義)が、狭心症を疑われ心臓血管外科に入院することとなる。担当するのは神崎。頭を下げる湖音波に、神崎は「誰であろうと同じさ。全力を尽くす」としっかり聞こえる声で応えた。その後、湖音波はMRI画像の頸動脈に狭窄のようなものを発見。ここから、心臓血管外科が受け持つ患者に脳神経外科が意見する、ソン・リーハン(許豊凡)の「嵐の予感」が的中する展開となる。

「タイマン張ってくる」と心外のカンファレンスへと乗り込んでいった湖音波は、脳外との合同手術を提案。「あんたそれでも医者なんか!?」という湖音波の言葉に、神崎は「黙れ!」と立ち上がり、「我々、心臓外科医の使命は患者の心臓を守ることだ! 心臓が止まれば人は死ぬ。我々はその瞬間を繋ぐためにいる」と大声で捲し立てる。湖音波が見ているのは命を繋いだ先の時間、大事な人との約束。「そういうのをひっくるめて救うのが医者だろうが! たぁけ!」とメンチを切られても、神崎は動じない。性格も価値観も合わないヤンキーとインテリだが、患者の命を救いたいという医者としてのマインドは共鳴しあっていた。2人が力を合わせれば“インテリヤンキー”として、化学反応を起こすこともできる。合同手術は無事成功。長時間に及んだ手術のあと、何も言わずとも湖音波と神崎が食堂で向き合ってどて煮定食をがっつくシーンが手術を通じて分かりあう、“言葉はいらない”といった演出がとてもよかった。

ミュージカルのみならず、直近の作品では向井康二(Snow Man)とダブル主演を務めた映画『(LOVE SONG)』が記憶に新しい森崎。声が小さ過ぎるという一見すると欠点とも思えそうな役の特徴をウィスパーボイスとして色気に変えてしまうのは、MORISAKI WINとして歌手活動をしている森崎ならではかもしれない。医者としての真摯な姿勢を含め、単発でのゲスト出演というのはもったいない、まだ見ていたい役であり、キャラに思えた。

脳神経外科医を目指すきっかけにもなった恩師・中田(向井理)から褒められ、珍しく泣き笑いの表情を見せる湖音波。しかし、湖音波は物語のなかで少しづつ描かれていた中田の“黒い部分”に気づきはじめてしまうのだった。
第5話では、宇垣美里が演じる“セレブパリピドクター”が登場。予告の時点ですでにメンチを切り合う2人だが、気の強そうな性格は案外マブダチになれそうな気がしないでもない。
■放送情報
『ヤンドク!』
フジテレビ系にて、毎週月曜21:00~21:54放送
出演:橋本環奈、向井理、宮世琉弥、音尾琢真、馬場徹、薄幸(納言)、許豊凡(INI)、内田理央、大谷亮平、大塚寧々、吉田鋼太郎ほか
脚本:根本ノンジ
プロデュース:髙木由佳、貸川聡子(共同テレビ)
演出:佐藤祐市、淵上正人、菊川誠、朝比奈陽子
音楽:近谷直之
主題歌: Ado「エンゼルシーク」(ユニバーサル ミュージック)
制作協力:共同テレビ
制作著作:フジテレビ
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