中村倫也が家族想いな一面を声で体現 『ペリリュー』吉敷の素顔を捉えた本編映像公開

現在公開中の映画『ペリリュー -楽園のゲルニカ-』より、中村倫也が声優を務めた吉敷佳助を捉えた本編映像が公開された。
終戦80年の節目である2025年に公開される本作は、太平洋戦争中、すでに日本の戦局が悪化していた昭和19年9月15日からはじまった「ペリリュー島の戦い」と、終戦を知らず2年間潜伏し、最後まで生き残った34人の兵士たちを描いたアニメーション映画。『ヤングアニマル』(白泉社)で連載され、第46回日本漫画家協会賞優秀賞を受賞した武田による同名漫画が原作となる。心優しい漫画家志望の主人公・田丸均役で板垣が主演を務め、田丸の頼れる相棒・吉敷佳助を中村が演じる。
アメリカ軍との戦況も落ち着き、洞窟に身を潜め持久戦に入ることとなった日本軍。公開された本編映像では、息抜きの宴会が催された後、田丸均(CV:板垣李光人)と吉敷佳助(CV:中村倫也)が語らい合うシーンが捉えられている。吉敷は、自身の出征に伴い日本に残してきた家族、母と妹の写真を取り出し、ボロボロになってしまう前に2人の似顔絵を描いてほしいと田丸に頼み込む。過酷な戦場における自身の心の支えであり、生きて日本に帰るための原動力でもあった、大切な家族の存在。その信念や想いを汲み取り、快く引き受ける田丸と、これまでには無いリラックスした笑顔を見せて、嬉しげに見守る吉敷。遠く離れた日本の田舎の地で農家を営み、長男の帰りを待ち続ける家族たち。田丸から絵が手渡され、生まれ育った故郷での母と妹との記憶が思い出されたところで吉敷は眠りにつき、田丸もまた家族への想いを馳せる。勇猛果敢な戦闘時の姿とはまた異なる一面として、いかなる状況下においても家族や故郷のことを想い続ける吉敷の魅力が滲み出ているシーンとなっている。
■公開情報
『ペリリュー ー楽園のゲルニカー』
全国公開中
キャスト:板垣李光人、中村倫也、天野宏郷、藤井雄太、茂木たかまさ、三上瑛士
原作:武田一義『ペリリュー ―楽園のゲルニカ―』(白泉社・ヤングアニマルコミックス)監督:久慈悟郎
脚本:西村ジュンジ・武田一義
キャラクターデザイン・総作画監督:中森良治
プロップデザイン:岩畑剛一、鈴木典孝
メカニックデザイン:神菊薫
美術設定:中島美佳、猿谷勝己(スタジオMAO)
コンセプトボード:益城貴昌、竹田悠介(Bamboo)
美術監督:岩谷邦子、加藤浩、坂上裕文(ととにゃん)
色彩設計:渡辺亜紀、長谷川一美(スタジオ・トイズ)
撮影監督:五十嵐慎一(スタジオトゥインクル)
3DCG監督:中野哲也(GEMBA)、髙橋慎一郎(STUDIOカチューシャ)
編集:小島俊彦(岡安プロモーション)
考証:鈴木貴昭
音響監督:横田知加子
音響制作:HALF H•P STUDIO
音楽:川井憲次
主題歌:上白石萌音「奇跡のようなこと」(UNIVERSAL MUSIC / Polydor Records)
制作:シンエイ動画 × 冨嶽
配給:東映
©武田一義・白泉社/2025「ペリリュー ー楽園のゲルニカー」製作委員会
公式サイト:https://peleliu-movie.jp/
公式X(旧Twitter):@peleliu_movie
公式Instagram:peleliu_movie
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