『グランド・イリュージョン』新作、2026年初夏公開 ジェシー・アイゼンバーグら再集結

『グランド・イリュージョン』シリーズ最新作『Now You See Me: Now You Don’t(原題)』が、『グランド・イリュージョン/ダイヤモンド・ミッション』の邦題で2026年初夏に日本公開されることが決定した。
本作は、ド派手なイリュージョンと観客をも欺く巧妙なストーリー展開が魅力の『グランド・イリュージョン』シリーズ第3作。1作目『グランド・イリュージョン』ではラスベガスでのショーの最中にパリの銀行から金を奪うなど、FBIを出し抜き不可能な3つの強盗を成功させ、2作目『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』では世界的IT企業の陰謀に巻き込まれ、天才エンジニアとの攻防を繰り広げた“フォー・ホースメン”。その後、公の場から姿を消していた彼らが、新世代のマジシャン3人を加え、再び動き出す。
監督を務めたのは、『ヴェノム』『ゾンビランド』のルーベン・フライシャー。『トップガン マーヴェリック』の脚本家エリック・ウォーレン・シンガーと『ハンガー・ゲーム0』のマイケル・レスリーの原案を基に、レスリー、『デッドプール&ウルヴァリン』のポール・ワーニックとレット・リース、『ダーク・シャドウ』のセス・グレアム=スミスが脚本を担当した。
今回の標的は、ダイヤモンドビジネスの傍ら武器商人や犯罪者の資金洗浄などに手を染めるヴァンダーバーグ社。その一族に伝わる史上最高の価値と言われるハートのダイヤモンドを盗むこと。ニューヨーク、アントワープ、フランス、南アフリカ、アラビア砂漠、アブダビと、世界を舞台に史上最大の華麗な強奪劇の幕が上がる。
キャストには、ジェシー・アイゼンバーグ、ウディ・ハレルソン、デイヴ・フランコ、アイラ・フィッシャーが演じる“フォー・ホースメン”のオリジナルメンバーと、伝説のマジシャンを演じるモーガン・フリーマンが再集結。さらに、悪役としてエレガントで冷酷な「ダイヤの女王」を『ゴーン・ガール』のロザムンド・パイクが演じる。
そして、史上最大のスケールのショーを成功させるために新たに加わった3人のマジシャンを、『名探偵ピカチュウ』『ジュラシック・ワールド 炎の王国』のジャスティス・スミス、『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』のドミニク・セッサ、『バービー』『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』などのアリアナ・グリーンブラットが演じる。
現地時間11月10日に開催されたワールドプレミアでは、メインキャストやスタッフが勢ぞろい。それぞれからコメントも到着した。
コメント
ジェシー・アイゼンバーグ (アトラス役)
僕にとってこの仕事はご褒美。この役になりきることが一番幸せな瞬間。
何よりもこの映画が大好きで、演じる役もキャストも大好きです。僕にとってこの仕事はご褒美なんです。僕が演じるほとんどのキャラクターや実生活での僕は、どっちかというと惨めな感じの人間なんです。この映画では自信家で傲慢なマジシャンを演じます。この役になりきることが一番幸せな瞬間です。 僕たちがこの映画でやろうとしたのは、マジックを実際にやってみせることだったんです。つまり、俳優全員がこういう複雑なトリックを学んで、本当にやらなければならなかったんです。この映画は素晴らしい映画ですが、同時に一つのマジックトリックでもあります。大勢の人と劇場で体験するには最高です。
ウディ・ハレルソン (メリット役)
(Q:ホースメンだったらどこに侵入したい?) フォートノックス(アメリカ陸軍基地にある金塊保管所)かな。
メリットはもともと皮肉っぽい性格ではあったけど、今や皮肉屋の新たな深みに達したと思います。
こんなに笑ったプロジェクトは、他にはない。毎日、一日中。最高だよ!
アイラ・フィッシャー (ヘンリー役)
脱出マジシャンを演じるのはいつも最高です。アブダビやブダペストで撮影したのですが、回転する部屋や鏡張りの部屋があるマジック・キャッスルを建てたり、フーディーニの拘束衣もある驚きの撮影でした。マジック好きであろうとなかろうと、この映画のファンになるはずです。
デイヴ・フランコ (ジャック役)
僕は自分で自分を褒めるタイプではありませんが、これだけは言わせてください。僕はちゃんと努力して宿題(練習)もやって、カード投げがすごく上達しました。バナナを真っ二つに切れるほどカードを武器として使えるレベルにね。
(Q:ホースメンに盗んでほしいものは?) そうだな......猫をあと 2、3匹、調達してほしいですね。家に2匹マックスとオーティスがいるんだけど多いほど楽しいですから。
ロザムンド・パイク (ヴェロニカ・ヴァンダーバーグ役)
この映画への出演は私にとって新しい冒険だった。この映画はマジックと魅力にあふれた世界観で、素晴らしいキャストが揃っている。賢い人たちが賢いことをするのを見るのは楽しいものです。「マジックやイリュージョンで権力者を倒すことができる」というすばらしいアイデア。
モーガン・フリーマン (サディアス役)
私はルーベン(フライシャー監督)が大好きだ。とても気が合って、撮影が終わってからもとても仲が良いよ。
映画はテレビでも観られるが全く別物だ。劇場で大勢の人たちと一緒に楽しむのはとても特別なものだよ。
ジャスティス・スミス (新メンバー チャーリー役)
この監督とキャストと仕事ができて光栄でした。『ゾンビランド』の大ファンでその監督と出演者(アイゼンバーグとハレルソン)がいる映画、そして個性豊かな大物たちが集まるアンサンブルでは、予測がつかないので、撮影前は緊張していましたが、とてもあたたかく迎えてくれました。この映画はマジックあり、コメディありアクションもすべて入っている。大スクリーンで観たくなると思います。
ドミニク・セッサ (新メンバー ボスコ役)
僕たちが若いグループでありながら、ある意味、年上のグループが成熟するのを手助けするんです。それが、僕たちが築いた完璧な関係性ですね。皆それぞれユニークな個性を持っていてで世界で一番面白い人たちです。これまでで一番楽しい撮影現場だった。
アリアナ・グリーンブラット (新メンバー ジューン役)
私の演じたジューンは、エネルギーにあふれています。異なる世代が集まって、絆を深め協力していく過程はとても面白いです。今の世の中にはマジックが必要だと感じます。この映画は現実から離れて楽しくてエキサイティングな時間を過ごせると思います。
ルーベン・フライシャー(監督)
このシリーズ復活の一端を担うことができたのは本当に幸運です。このシリーズの大ファンでしたからその仲間に加わり、彼らと一緒にマジックを仕掛けることができたのは本当によかったです。私はこの映画を、特に劇場で観てもらうために作りました。魔法のようなロケ地の数々、全体に散りばめられた様々なイリュージョン、本当に壮観な映像です。誰かと一緒に観て笑いを共有し、サプライズを分かち合いたくなるようなきっと楽しんでもらえる映画になったと思います。
■公開情報
『グランド・イリュージョン/ダイヤモンド・ミッション』
2026年、初夏 新宿ピカデリーほかにて全国ロードショー
出演:ジェシー・アイゼンバーグ、ウディ・ハレルソン、デイヴ・フランコ、アイラ・フィッシャー、ジャスティス・スミス、ドミニク・セッサ、アリアナ・グリーンブラット、ロザムンド・パイク、モーガン・フリーマン
監督:ルーベン・フライシャー
脚本:マイケル・レスリー、ポール・ワーニック、レット・リース、セス・グレアム=スミス
原案:エリック・ウォーレン・シンガー、マイケル・レスリー
配給:KADOKAWA
2025年/アメリカ/原題:Now You See Me: Now You Don’t
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公式サイト:movies.kadokawa.co.jp/grandillusion/
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