くっきー!、『べらぼう』で津田健次郎と“マジ喧嘩”? 「徐々に北斎感が出てくる(笑)」

「初めて会ったのが約十年前。当時はまだ屈託のない子やったんですよ。でも、今や『シャープ渋(シャープで渋い俳優)』になったんで、“気軽に話しかけていいんだろうか”とちょっとドキドキしましたね。けど、流ちゃんから話しかけてくれたので、現場に馴染みやすかったし、座長の力って大きいなと思いましたね」
そんな横浜が演じる蔦重は、数々の作家を見出し、スターに押し上げた人物だ。くっきー!としても、蔦重には驚かされるようで「見抜く力はもちろんのこと、『見出して生かす力』がすごいですよね。種から水をあげて芽が出たところで、世に出すってなかなかできないですよ。僕も番組に出るたびに若手を紹介していたんですけど、誰ひとりブレイクしなかった(笑)。だから、蔦重ってすごく偉大ですよ。人を見抜く力がすごい!」と熱弁した。
今後の『べらぼう』では、春朗の活躍も気になるところ。くっきー!に、第40回を含めた注目ポイントを聞いた。
「第40回は『(キャラクターが濃い分)これが北斎になるのか?』とか『ただのくっきー!やんけ』と心配になるかもしれません。ただ、それ以降は、徐々に北斎感が出てくると思います(笑)。そのあたりも楽しんでいただけたら」
人々を魅了する『べらぼう』のなかで、物語のスパイスとなるであろう春朗。彼がどんな活躍を見せるのか。大河ドラマ初出演でも変わらないくっきー!の魅力を堪能しつつ、物語を楽しみたいと思う。
■放送情報
大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』
NHK総合にて、毎週日曜20:00〜放送/翌週土曜13:05〜再放送
NHK BSにて、毎週日曜18:00〜放送
NHK BSP4Kにて、毎週日曜12:15〜放送/毎週日曜18:00〜再放送
出演:横浜流星、小芝風花、渡辺謙、染谷将太、宮沢氷魚、片岡愛之助
語り:綾瀬はるか
脚本:森下佳子
音楽:ジョン・グラム
制作統括:藤並英樹
プロデューサー:石村将太、松田恭典
演出:大原拓、深川貴志
写真提供=NHK




















