津田健次郎、『べらぼう』登場 演じる滝沢瑣吉は「ちょっと豪快で抜けたところもたくさん」

津田健次郎、『べらぼう』出演を語る

 毎週日曜に放送されているNHK大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』第40回から登場する津田健次郎のコメントが公開された。

 本作は、“江戸のメディア王”として時代の寵児になった快男児・蔦屋重三郎(横浜流星)を主人公とした笑いと涙と謎に満ちた“痛快”エンターテインメントドラマ。舞台は、文化隆盛の江戸時代中期。蔦重は、喜多川歌麿、葛飾北斎、山東京伝、滝沢馬琴を見出し、日本史史上最大の謎のひとつ“東洲斎写楽”を世に送り出す。日本のメディア産業、ポップカルチャーの礎を築き、時にお上に目を付けられても“面白さ”を追求し続ける。

 主人公・蔦屋重三郎役で横浜流星が主演を務め、『おんな城主 直虎』(NHK総合)、『大奥』(NHK総合)などの森下佳子が脚本を手がける。

 第40回「尽きせぬは欲の泉」にて、滝沢瑣吉(のちの曲亭馬琴)が初登場となる。津田が演じる瑣吉は、江戸の大ベストセラー『南総里見八犬伝』を書いたことで知られる戯作者。劇中では、北尾政演/山東京伝(古川雄大)の紹介で蔦重(横浜流星)の耕書堂に手代として雇われ、そこで働きながら戯作を手がけることになる。蔦重は彼の才覚を見抜き、勝川春朗(くっきー!)とのコンビを組ませるが……。

 クランクインを振り返った津田は、「どんな雰囲気なのかとか、役者の皆さまのお芝居とか、とても楽しみにしていて、少し緊張もしていたのですが、和気あいあいと楽しく初日を迎えられたので、すごくよかったなと、ちょっとほっとしました」と語る。

 滝沢瑣吉という人物については、「基本的にはすごく偉そうで、いろんなことが気にならない、気づかない、ちょっと豪快で抜けたところもたくさんある」と分析。「なおかつ武士の家柄ながら町人として蔦重のところで働くという感じになっております」と役の立ち位置を説明した。

 今後の展開については、「この先、僕もまだわからない部分もいっぱいあるので、どんな役になっていくのか、さらに深掘っていければと思っております。楽しみです」とコメントを寄せた。

 第40回では、身上半減の刑を受けた蔦重が耕書堂の営業を再開し、山東京伝(古川雄大)を訪ねた際に、滝沢瑣吉を紹介される。耕書堂で働くことになった瑣吉は、勝川春朗との衝突をきっかけに、戯作の世界へ踏み出していく。

■放送情報
大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』
NHK総合にて、毎週日曜20:00〜放送/翌週土曜13:05〜再放送
NHK BSにて、毎週日曜18:00〜放送
NHK BSP4Kにて、毎週日曜12:15〜放送/毎週日曜18:00〜再放送
出演:横浜流星、小芝風花、渡辺謙、染谷将太、宮沢氷魚、片岡愛之助
語り:綾瀬はるか
脚本:森下佳子
音楽:ジョン・グラム
制作統括:藤並英樹
プロデューサー:石村将太、松田恭典
演出:大原拓、深川貴志
写真提供=NHK

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