パク・チャヌク×イ・ビョンホン『NO OTHER CHOICE』2026年3月公開 キノフィルムズ配給

パク・チャヌク新作、2026年3月公開へ

 イ・ビョンホンとソン・イェジンが共演するパク・チャヌク監督最新作『NO OTHER CHOICE(英題)』が、キノフィルムズ配給で2026年3月に日本公開されることが決定した。

 『オールド・ボーイ』『別れる決心』などで知られるパク・チャヌクが監督を務めた本作は、“突然の解雇”という現実を独自の視点で描いた人間ドラマ。第82回ヴェネチア国際映画祭でワールドプレミア上映されると、批評家から絶賛の声が相次ぎ、第98回アカデミー賞国際長編映画賞の韓国代表に選出されたことも発表された。

 主演を務めるのは、『イカゲーム』などのイ・ビョンホン。パク・チャヌク監督とは『JSA』以来、21年ぶりのタッグとなる。さらに『愛の不時着』のソン・イェジンのほか、『コンフィデンスマンKR』のパク・ヒスン、『財閥家の末息子〜Reborn Rich〜』のイ・ソンミン、『ザ・グローリー〜輝かしき復讐〜』のヨム・ヘラン、『暴君』のチャ・スンウォンらが共演する。

 「すべてが満ち足りている」。製紙会社に勤めるごく普通のサラリーマン、マンス(イ・ビョンホン)は心からそう思い、妻と2人の子ども、2匹の犬と共に幸せな日々を送っていた。25年勤めた会社から突然解雇されるまでは。1年以上におよぶ就職活動は難航し、愛着ある自宅を失う状況に陥った時、追い詰められたマンスは成長著しい製紙会社に飛び込みで履歴書を差し出すが、無下に扱われてしまう。しかし、「自分こそが最もふさわしい人材」と確信するマンスは、ある決断を下す。「空きがないなら、自分で作るしかない」。

映画『NO OTHER CHOICE(英題)』特別メッセージ

 あわせて、監督とキャストからの特別メッセージ入り予告が公開。主人公マンスが長年勤めていた会社をクビになり、家族を巻き込んで生活が一変していく様子が描かれる。こめかみを叩き、「私の愛すべき家族は、私をフルサポートしてくれる」と唱える人々、謎の仮装舞踏会、銃、斧、ペンチの凶器、異様な手袋などがちりばめられている。そして特別メッセージ映像では、パク・チャヌク監督とイ・ビョンホンをはじめ、ソン・イェジン、パク・ヒスン、イ・ソンミン、ヨム・ヘラン、チャ・スンウォンらが勢揃い。「こんにちは!」と日本語の挨拶とともに、映画の魅力を熱くアピールしている。


ヴェネチア国際映画祭での『NO OTHER CHOICE(英題)』キャスト・スタッフ

■公開情報
『NO OTHER CHOICE(英題)』
2026年3月、全国ロードショー
出演:イ・ビョンホン、ソン・イェジン、パク・ヒスン、イ・ソンミン、ヨム・ヘラン、チャ・スンウォン
監督:パク・チャヌク
提供:木下グループ
配給:キノフィルムズ
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