森崎ウィン、『初恋DOGs』で感じた“ものづくり”への思い 相楽は「悪いやつではない」

清原果耶が主演を務める火曜ドラマ『初恋DOGs』(TBS系)に出演している森崎ウィンのインタビューコメントが公開された。
本作は、TBSドラマチームと韓国の制作会社STUDIO DRAGONが初の共同制作を務める、愛犬同士の一目ぼれから始まるラブストーリー。
清原演じる愛を信じないクールな弁護士・愛子と、成田凌演じる動物しか愛せないこじらせ獣医・快の“愛犬”同士が恋に落ちたことをきっかけに運命が動き出す。2人の前に現れ、三角関係となる訳アリの韓国人御曹司・ソハを、日本のドラマ初出演となる韓国俳優ナ・イヌが演じている。
森崎が演じるのは、快の大学時代の親友で、現在は起業家として動物病院を経営する相楽岳。
森崎は、自身が演じる相楽について、「根っから悪い人間じゃないとは思っていて、真面目で、成功だけを追いかけてきた分、見落としてきたものも多いんだろうなと。そういう人間味を感じています」と語った。
共演する成田に対しては、「実際話してみるとすごく気さくで、ユーモアもあるんですよ。そのギャップにキュンときました(笑)」とコメント。
さらに視聴者に向けて、「相楽に対して『うざいな』と思う瞬間も増えるかもしれませんし、視聴者の皆さんの感情をぐちゃぐちゃにするかもしれません。でも、きちんと快との関係にも終止符が打たれるはずなので、最後まで見届けていただけたらうれしいです」とメッセージを寄せた。
森崎ウィン(相楽岳)コメント
相楽への印象
ここまで演じてきて、一周回ってちょっとかわいく思えてきました(笑)。でもやっぱり、不器用な人だなと。根っから悪い人間じゃないとは思っていて、真面目で、成功だけを追いかけてきた分、見落としてきたものも多いんだろうなと。そういう人間味を感じています。
役作りで意識していること
“悪役をやろう”とはあまり思っていません。物語の中盤から登場するキャラクターって、どうしても“敵っぽい存在”になりがちですけど、分かりやすく悪く演じるのは避けたいなと。もちろん結果的にそう見える部分もあるかもしれないですが、相楽が持っている目的やゴールをちゃんと見失わずに演じたいと思っています。
言うて、そんな悪いやつではないんですよ。もし本気で「しろさき動物病院」をつぶそうとしているなら、もっと違うやり方もあると思うんです。でも彼は、ちょっと“かわいい”手段を選んでいる気がしています。
そうした相楽の行動について
いやもう、「相楽、ないな」と思っています(笑)。動物病院の開業資金を持ち逃げしておいて、いきなり現れたかと思ったら快の動物病院を買い取ろうとするとか...本当にひどい話ですよ。「まず謝れよ!」とツッコみたくなりました。
共演者の印象
清原さんとは今回が初共演なんですが、今のところ僕が一方的にしゃべっているシーンが多く、まだあまり接点がないんです。でも遠くからでも、すごく楽しそうで、柔らかい空気感が伝わってくるんです。なので、きっと素敵な方なんだろうなと感じています。
成田くんとは初めてしっかり対峙するのですが、個人的に彼の“佇まい”がすごく好きなんです。多くを語らずとも空気を作る感じ。でも実際話してみるとすごく気さくで、ユーモアもあるんですよ。そのギャップにキュンときました(笑)。相楽として快と向き合うシーンでは、ずっとちょうどいい距離感でやらせてもらえて、本当にプロフェッショナルだなと感じています。
イヌくんは、本当にすごい。タフなスケジュールの中でもずっと明るく、言葉の壁もある中で、出演者、スタッフとしっかりコミュニケーションを取っていて、チームワークの向上に一役買っていることが分かります。すごく尊敬していますし、刺激ももらっています。
久しぶりの共演となる深田恭子について
そうなんです。僕のデビュー作『学校じゃ教えられない!』(日本テレビ系)で、深田さんは
先生役でした。それ以来の共演で、今は“元カレ役”をやっていると思うと、感慨深いです。深田さんは本当に素晴らしい俳優さんで、心からリスペクトしていますし、現場で『大人になったね』なんて話もできて、特別な時間を過ごせています。
動物について
大好きです。ペットも欲しいと思っているのですが、こういう役を演じると、改めて命を預かる責任の重さを考えさせられます。お金を出せば簡単に飼えるってものじゃない。命を預かるって、やっぱり大きなことです。でも、いつかは猫を飼いたいなと思っています。
猫派かどうか
そうなんです。子どもの頃からずっと猫を飼っていたので、やっぱり猫がいいですね。
日韓共同制作となる本作の現場について
韓国の俳優や監督と一緒に仕事ができることが、まずうれしいです。ノ・ヨンソプ監督とも少しディスカッションをしたのですが、とても面白くて。言葉が違うだけで、ものづくりへの思いは一緒なのだと強く感じました。
細かいカット割りや技術的なことは僕も詳しくないですが、仕上がった映像を見ると、確かに“韓国み”を感じるテイストに仕上がっていて。脚本の作り方もすごく面白いですね。
今後の見どころと、視聴者へのメッセージ
登場人物それぞれが、自分のゴールに向かって動き始めていく中で、恋愛要素がどう展開するのかも、ぜひ注目していただきたいです。一ひねりも二ひねりもあって、「もうっ!」と言いたくなるような、じれったさも詰まっているドラマだと思います。
相楽に対して「うざいな」と思う瞬間も増えるかもしれませんし、視聴者の皆さんの感情をぐちゃぐちゃにするかもしれません。でも、きちんと快との関係にも終止符が打たれるはずなので、最後まで見届けていただけたらうれしいです。
TBSドラマチームと韓国の制作会社STUDIO DRAGONが初の共同制作を務める、愛犬同士の一目ぼれから始まるラブストーリー。離婚訴訟を専門に手掛ける敏腕弁護士・愛子、獣医・白崎快、韓国からやって来た御曹司ウ・ソハの奇妙な三角関係が描かれる。
■放送情報
火曜ドラマ『初恋DOGs』
TBS系にて、毎週火曜22:00〜22:57放送
出演:清原果耶、成田凌、ナ・イヌ、萩原利久、宮澤エマ、なだぎ武、野呂佳代、永瀬莉子、NOA、円井わん、坂井真紀、深田恭子、岸谷五朗
原案:『DOG한 로맨스』(Studio TooN・LINEマンガ連載中)
脚本:金子ありさ
演出:岡本伸吾、ノ・ヨンソプ、伊東祥宏
プロデューサー:宮﨑真佐子、荒木沙耶、車賢智
協力プロデューサー:キム・ギョレ
共同制作:STUDIO DRAGON
©TBS
公式サイト:https://www.tbs.co.jp/hatsukoi_DOGs_tbs/
公式X(旧Twitter):@hatsukoi_dogs
公式 Instagram:hatsukoi_dogs
公式TikTok:@hatsukoi_dogs























