義達祐未、『風、薫る』で10年ぶりの朝ドラ出演 「人生とはなんと予想外なのだろうと」

2026年度前期(東京制作)NHK連続テレビ小説『風、薫る』に義達祐未が出演することが発表された。
朝ドラ第114作目となる本作は、医療看護の世界に新たな風を起こした大関和と鈴木雅の二人のトレインドナースをモチーフに描くバディドラマ。同じ看護婦養成所を卒業した二人が、患者や医師たちとの向き合い方に悩み、ぶつかり合いながら成長し、やがては“最強のバディ”になって、まだ見ぬ世界を切り拓いていく。
主人公・一ノ瀬りんを見上愛、“最強のバディ”となるもう一人の主人公・大家直美を上坂樹里が演じる。
脚本は、『あなたのことはそれほど』(TBS系)、『初めて恋をした日に読む話』(TBS系)、『くるり~誰が私と恋をした?~』(TBS系)の吉澤智子が担当する。
義達は、和菓子店の女将として出演する。
義達祐未(和菓子店の女将役)コメント
『風、薫る』出演への意気込み
出演のオファーをいただいたとき、人生とはなんと予想外なのだろうと思いました。10年ぶりの朝ドラ出演、戸惑いながらもワクワクしています。時代や運命に振り回されながらも目の前のことに真剣に対峙して、そこから目指すべき道を見出していく。この題材は、今を生きる私たちにも多くを語りかけるものでしょう。今回は、疫病の時代を生き抜く主人公の人生の分岐点、大切な 11シーンに立ち会わせていただきます。感謝しながら精一杯向き合いたいと思います。
連続テレビ小説への出演
以前『花子とアン』で主人公・安東はなさんの同級生である松平幸子役で出演し、初恋がテーマの週を楽しく演じさせていただきました。 当時のTwitter(現在のX)で、「○○みたいな方」という私のセリフを視聴者の皆様が面白がってくださり、たくさんポストされていたのを見て、朝ドラの影響力を感じました。 放送は11年前、当時は10代の裕福な女学生を演じ、今回は女将役です。 時代は同じ明治ということで、撮影時に時代の背景等を学んだことが思い出されます。
看護に関わる仕事との接点や思い出などについて
私は看護師ではないのですが、保育士資格を持っています。ジャンルとして介護・福祉・看護・保育……と並べられることも多いですが、やはり共通するのは「目の前の生命に向き合っている」ということだと思います。そのために、小さな違和感に気付けるようにしたり、丁寧に対話や観察をしたり、常にあらゆる可能性を考えて動きます。 看護は、心身のケアや苦痛の緩和などのサポートだけでなく、医療チームの一員として、さまざまな専門職と協力しあうことができる。まさに医療と民間のマグネット的存在で、その難しさを感じ取れるからこそ、強い尊敬の念を抱いています。
栃木県那須地域(大田原市)の印象等について
大田原という地名は「大俵」に由来していることもあって、水が綺麗で自然豊か、抜群に美味しい米農家や大好きな酒造様も多いんです。あとは私が辛いものが大好きで唐辛子の生産量が実は日本一なところもイチオシ。 医療関係で言うと、一次~三次救急医療体制までを完備していて、世界トップクラスの医療機器会社もあったりするので、これだけ充実しているところを見ると、大関さんの想いがしっかりと今も受け継がれているような気がします。 私も栃木県出身者として、本作品をきっかけに大田原含め栃木の魅力を多くの方に再発見してもらえたら幸せだなと心から思っています!
■放送情報
2026年度前期 NHK連続テレビ小説『風、薫る』
NHK総合にて、2026年春~放送
出演:見上愛、上坂樹里
作:吉澤智子
原案:田中ひかる『明治のナイチンゲール 大関和物語』
制作統括:松園武大
プロデューサー:川口俊介
演出:佐々木善春 橋本万葉ほか
写真提供=NHK






















