『ちはやふる-めぐり-』“奏”上白石萌音が京都へ? 第5話に登場した鳴海唯のコメントも

『ちはやふる-めぐり-』第5話に鳴海唯登場

 日本テレビ系で放送中の水曜ドラマ『ちはやふる-めぐり-』第6話のあらすじと先行カット、そして第5話に登場した鳴海唯のコメントが公開された。

 原作は、2007年から2022年まで講談社『BE・LOVE』で連載され、シリーズ累計発行部数2900万部を突破する、末次由紀による同名コミック。2016年から2018年にかけて映画化された『ちはやふる-上の句・下の句・結び-』では、瑞沢高校に入学した主人公の綾瀬千早(広瀬すず)が、仲間と共に競技かるた部をゼロから作り、全国大会優勝を目指し、成長していく物語が描かれ、シリーズ累計興行収入45億円を突破する大ヒットを記録した。

 映画シリーズのメインスタッフも参加し、キャストを一新する本作の舞台は、映画から10年後の世界。主人公・藍沢めぐる役を演じるのは、連続ドラマ初主演となる當真あみ。梅園高校の非常勤講師でかるた部顧問の大江奏を、映画シリーズから続投となる上白石萌音が演じる。

 8月6日に放送された第5話。かるたを続けることを両親に認めてもらえないめぐる(當真あみ)は、次の武蔵野大会を最後に退部することを決断する。

 母・塔子(内田有紀)と父・進(要潤)は大会会場で、ぜいたくしたら、また全部「水の泡」になる――めぐるがそう言って入部をかたくなに拒否していたことを知る。塔子は、めぐるが中学受験に失敗した後、「今までかかったお金と時間が水の泡になった」と進に話したことをめぐるに聞かれていたと確信。「めぐるを迷子にしたのは、私なんだ……」。最後まで諦めずに必死にかるたをとるめぐるの姿を目の当たりにし、塔子は声を震わせて泣き崩れた。

 大会翌日、奏(上白石萌音)は、めぐるのかるた部残留を校長に報告するが、「大江先生の契約は今年度一杯とさせてください」と告げられてしまった。

 また、第5話では、鳴海がアドレ女学院競技かるた部の顧問役で登場した。映画『ちはやふるー結びー』にエキストラとして参加したことが俳優への道を踏み出したきっかけであることをインタビューで明かしている鳴海。「こんな夢みたいなことが本当に起こるんだなという驚きと感謝と共に、当時エキストラで参加させていただいた撮影の日々を思い出し、感慨深い気持ちになりました」と出演が決まったときの様子を振り返り、「今回も実際にあの時最終決戦を見ていた1人の少女が競技かるたの指導者になり戻って来たという地続きの想いで演じました」と、自身にとって“特別な作品”となる本作の撮影に臨んだ際の心境を語っている。

 プロデューサーの北島直明は、「実は、鳴海さんは、映画『ちはやふる』のエキストラ参加がきっかけで、通っていた大学を辞めて、一念発起、俳優の道を歩まれたのです」と振り返り、「『ちはやふる』が生んだひとつの縁が、こうしてまた新たな表現となって返ってくる…この作品の持つ『めぐり』の意味を、鳴海さんの存在がまさに体現してくれたように思います」と感慨もひとしおの様子で語っている。

 8月13日放送の第6話では、4月になり、めぐるたち梅園かるた部は5人そろって3年生にた。一方、奏は非常勤講師の契約が終了。かるた部の顧問を外されてしまったものの、コーチとしてかるた部をサポートすることになり、今まで通りみんなと一緒に近江神宮を目指していくはずだったのだが……。謎の新入生・八雲力(坂元愛登)がかるた部に興味を示す中、奏は憧れの専任読手・中西泉(富田靖子)から京都に来ないかと誘われてしまう。

鳴海唯(アドレ女学院競技かるた部の顧問役)コメント

オファーを受けたときの心境

こんな夢みたいなことが本当に起こるんだなという驚きと感謝と共に、当時エキストラで参加させていただいた撮影の日々を思い出し、感慨深い気持ちになりました。役者としてはもちろん、『ちはやふる』の1ファンとしても本当に嬉しく思っています。

『ちはやふる』にキャストとして実際に参加した感想

畳の上に足を踏み入れた瞬間から一気にこの作品の世界観に引き込まれました。演技を超えたキャストの皆様のかるたにかける情熱がひしひしと伝わって来て、それを取りこぼさない様にしっかり受け止めながら演じたいという想いで臨んでいました。

自身の出演シーンの見どころ

当時参加させていただいた時は、観客役として参加していましたが、今回も実際にあの時最終決戦を見ていた1人の少女が競技かるたの指導者になり戻って来たという地続きの想いで演じました。スポットでの出演にはなりますが、競技かるたにかける生徒達の熱い想いを視聴者の皆様と共に見届けたいと思います。ぜひ楽しみに待っていてください!

北島直明(映画『ちはやふる』プロデューサー)コメント

今回、『ちはやふる -めぐり-』に鳴海唯さんが出演してくれたことは、作品にとっても、僕たち制作陣にとっても、非常に感慨深い出来事でした。実は、鳴海さんは、映画『ちはやふる』のエキストラ参加がきっかけで、通っていた大学を辞めて、一念発起、俳優の道を歩まれたのです。そこから数年の時を経て、俳優として『ちはやふる』の世界に帰ってきてくれたことは、まるで一篇の青春物語を見ているような思いでした。鳴海さんが演じたキャラクターは、強い信念をもって、部員たちに熱い想いを伝える顧問。それを体現してくれた彼女の姿を見て、「あの日、誰かの演技に心を動かされた鳴海さんが、今度は誰かの心を動かす側に立っている」という鳴海さんと役がシンクロしている奇跡に感動しました。『ちはやふる』が生んだひとつの縁が、こうしてまた新たな表現となって返ってくる…この作品の持つ「めぐり」の意味を、鳴海さんの存在がまさに体現してくれたように思います。

『ちはやふる-めぐり-』の画像

ちはやふる-めぐり-

2016年から2018年にかけて公開された映画『ちはやふる』シリーズの10年後の世界を舞台にした作品。廃部の危機にある梅園高校・競技かるた部の藍沢めぐるが、顧問として赴任してきた大江奏と出会い、成長していく。

■放送情報
『ちはやふる-めぐり-』
日本テレビ系にて毎週水曜22:00〜放送
出演:當真あみ、原菜乃華、齋藤潤、藤原大祐、山時聡真、大西利空、嵐莉菜、坂元愛登、高村佳偉人、橘優輝、石川雷蔵、瀬戸琴楓、高橋佑大朗、藤枝喜輝、大友一生、漆山拓実、要潤、富田靖子、高橋努、波岡一喜、高嶋政宏、内田有紀、上白石萌音、広瀬すず、野村周平、矢本悠馬、森永悠希、佐野勇斗、優希美青
ショーランナー:小泉徳宏
監督:藤田直哉、本田大介、松本千晶、吉田和弘
脚本:モノガタリラボ(小坂志宝、本田大介、松本千晶)、金子鈴幸
プロデューサー:榊原真由子、巣立恭平、中村薫、平田光一
企画・プロデューサー:北島直明
チーフプロデューサー:松本京子
音楽:横山克
主題歌:Perfume「巡ループ」(UNIVERSAL MUSIC LLC)
制作協力:ROBOT、ウインズモーメント
©日本テレビ
公式サイト:https://www.ntv.co.jp/chihayafuru-meguri/
公式X(旧Twitter):https://x.com/chihaya_koshiki

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