サイコスリラー『RED ROOMS レッドルームズ』9月26日公開 ティザービジュアル&特報も

サイコスリラー『RED ROOMS』9月26日公開

 2023年のファンタジア映画祭にて最優秀脚本賞、最優秀作品賞、最優秀音楽賞を受賞した映画『Red Rooms(英題)』が、『RED ROOMS レッドルームズ』の邦題で9月26日に公開されることが決定。あわせてティザービジュアルと特報映像が公開された。

 本作は、2017年にパンクロマンス『フェイク・タトゥー』で長編デビューを果たし、『ナディア・バタフライ』で第73回カンヌ国際映画祭公式セレクションに選出されたパスカル・プラントが監督を務めたサイコスリラー。あまりにも残忍な事件に取り憑かれた主人公の女性ケリー=アンヌを、モデルのキャリアを積みながら映画制作を専攻し、自らも映画監督をするジュリエット・ガリエピが演じた。

 人気ファッションモデルのケリーのささやかな日課は、少女たちを拉致、監禁、拷問、そして死に至るまでを撮影し、ディープウェブ(通称:REDROOMS)上で配信していたとされる容疑でメディアを賑わせているルドヴィク・シュヴァリエの裁判の傍聴だった。彼女はなぜ彼に執着するのか、審判の先に見たものは……。

サイコスリラー『RED ROOMS レッドルームズ』特報映像

 ディザービジュアルは、「好奇心が彼女を狂わせる。」というコピーが添えられたデザインに。また、特報映像には「悪意に満ちた混沌」(VARIETY)、「吐き気を催す緊張感」(SCREEN DAILY)、「まるでミヒャエル・ハネケ『ファニーゲーム』×デヴィッド・フィンチャーを彷彿とさせる」(IndieWire)といった各メディアの評価と合わせ、ケリーが裁判を傍聴するシーンなどが切り取られている。

パスカル・プラント(監督・脚本)コメント

今日、忌まわしい犯罪を「嫌悪」するのではなく「魅了」されることが、かつてないほど現実的になっている。殺人犯がロックスターのように扱われる世界で、彼らに惹かれる人々がいても不思議ではないのではないか。本作はこうした問いから生まれた。この作品があなたの身体に忍び込み、あなたを驚かせ、あなたを悩ませ続けてほしいと願わずにはいられない。

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■公開情報
『RED ROOMS レッドルームズ』
9月26日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテほか全国公開
監督・脚本:パスカル・プラント
出演:ジュリエット・ガリエピ、ローリー・ババン、エリザベート・ロカ、マックスウェル・マッケイブ=ロコス
配給:エクストリームフィルム
提供:シノニム
2023年/カナダ/フランス語/118分/カラー/字幕翻訳:橋本裕充
©Nemesis Films
公式サイト:redrooms.jp

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