木村文乃、Snow Man ラウールの“すっぴん”に衝撃 「21歳のかわいい男の子がそこにいて」

木村文乃が主演を務めるフジテレビ系木曜劇場『愛の、がっこう。』の制作発表が、7月8日にフジテレビ湾岸スタジオで開かれ、木村をはじめ、共演のラウール(Snow Man)、田中みな実、中島歩、沢村一樹が登壇した。
本作は、すれ違うことすらないはずの2人が出会い、大きな隔たりを越えて惹かれ合うラブストーリー。堅い家庭で育ったまじめすぎる高校教師・小川愛実(木村文乃)が、文字の読み書きが苦手なホスト・カヲル(ラウール)に言葉や社会を教える秘密の“個人授業”を続ける中で次第に距離を縮めていくも、さまざまな批判や非難、憎しみ、嫉妬が容赦なく2人を襲う。

体調不良により入院していたことが報じられていた木村。会見では元気な姿を見せ、始まりの挨拶ではマスコミ陣に向け、「今日はお暑い中、集まってくださってありがとうございます。どうか体調だけは無理なされないようにお気をつけて、取材されてください」と粋な計らいで会場を和ませた。
本作では、社会現象を巻き起こしたドラマ『白い巨塔』『昼顔』(フジテレビ系)などを手がけた脚本・井上由美子×演出・西谷弘が再びタッグを組む。フジテレビ系連続ドラマ初主演を務める木村は、脚本を読んだ感想を、「役を演じるといううよりは、一人の人生を生きるんだなという感覚が強くなるくらい本音と建前が表裏一体のセリフが多くて、これは大変になりそうだなと思いました。形容のしがたいザワザワ感が湧き立って、思わず気持ちが前のめりになってしまったので、これはもうやる以外に選択肢がないと思い、一つ返事でお受けしました」と明かす。撮影はすでに終盤に入っているが結末はキャスト陣にも知らされておらず、「このザワザワしたまま最後までいけるのかと思うと、それはなんだか楽しいことだなと思ってます」とコメントした。木村の話を受けて、ラウールは「気持ちいい瞬間はなかなかこないので、じっくり待ってもらえたら。一回も来ないかもしれないんですけど……みんなでいつかは気持ちよくなれるのかなと思って、それを待つ夏かなと思います」と語った。

木村とラウールは今作で初共演。撮影を重ねる中で感じたラウールの印象を聞かれた木村は、「ラウールさんって、すっぴんがかわいいなと思ったんですよ。綺麗で完璧。化粧って化ける道具だから、そういう姿を見ることが多かったんですけど、リハーサルの時にメイクをしていない姿を見た時に、21歳のかわいい男の子がそこにいて。身長もあるし、ミステリアスなイメージもあるから、そういう役が多いんですかね。メイクしなかったら普通の男の子の役、めっちゃ来そうなのにな」と話し、さらにメイクの時に田中とラウールがメイク話で盛り上がっていたことを回想する。それにラウールは「話しましたね。“美容番長”」と田中との会話を思い出し、「寝れなくなっちゃったりすると肌が荒れちゃうことを話した時に、いいクレンジングをくれて、それを使ったりしましたね」と明かすも、田中は「私あんまり共演するシーンがないんですよ。だから、あんまりエピソードないんだよね」と苦笑い。「ここから作っていけたら」とラウールは優しく受け答えをする。
ラウールは木村の印象について聞かれると、「会えば会うほどかわいく見えてくるなと思って。大人なんだけど、かわいらしいなって、説明難しいですけど……」と言葉に詰まり、それに田中が「役の愛実とも通じるところだよね」とアシストすると、ラウールは「まさにそうかもしれない。それにしか見えなくて、愛実さんにめっちゃ見えてくる」と説明した。

木村が演じる愛実は、お嬢様の女子高育ちで、親が敷いたレールの上をひたすら歩いてきたという役柄。木村自身とは真逆のキャラクターで、田中みな実をモデルに役作りをしていることを田中本人を目の前にして明かす。“華奢感”を出すために田中の動画を観て研究したという木村は、「華奢感は首を伸ばして脇を締める。これで大丈夫」と自然に田中のモノマネを挟み、それに間髪入れず田中が「真似しました? ちょっと、悪意のあるモノマネ」と反応していた。






















