『私を喰べたい、ひとでなし』グローバルビジュアル公開 汐莉の半妖姿を描いた特別PVも

TVアニメ『わたたべ』グローバルビジュアル

 10月より放送されるTVアニメ『私を喰べたい、ひとでなし』のグローバルビジュアルと特別PVが公開された。

 本作は、死を望む少女・比名子と、その血肉を求める人魚・汐莉の関係を描いた百合ホラー。

 「私は君を喰べに来ました。」。突然現れた人魚の少女・汐莉は海辺の街に独り暮らす女子高生・比名子の手を取り語りかける。妖怪を惹きつける特別に美味しい血肉を持つ比名子を求め現れた彼女は、成熟し、最高の状態を迎えるまで比名子を守り、そして、すべてを喰らい尽くす。遠からぬ未来の理不尽な死を突き付けられ、比名子の胸に渦巻く想いは——。

 アニメーション制作を手がけるのは、『私の百合はお仕事です!』で知られ、本作が初のシリーズ元請けとなるスタジオリングス。総監督には葛谷直行、監督には鈴木裕輔、シリーズ構成・脚本には広田光毅、キャラクターデザインには郁山想、音楽には井内啓二、音響監督には納谷僚介が名を連ねた。また、主人公の八百歳比名子役の声優は上田麗奈が担当する。

 7月開催のJapanExpo2025に先駆けて、メインキャラクターの一人である汐莉の半妖姿を描いたグローバルビジュアルが公開された。海のような青い瞳と怪しく光る黄色い瞳のコントラスト、身体を覆う鱗と鋭く長い爪を持つ人魚の手。微笑みを浮かべる汐莉の姿が描かれている。

『私を喰べたい、ひとでなし』グローバルビジュアル解禁PV

 あわせて公開され本ビジュアルを使用した特別PVでは、主人公・比名子の前に現れた汐莉が、少女の姿から妖怪へと変貌する様子が映し出されている。半妖ビジュアルの細部をパーツごとに魅せる映像は、“ひとではない”妖怪としてのキャラクター性に深く迫る内容になっている。

 また本作は「Japan Expo」のほか、さらに2つの海外コンベンションへの出展が決定している。

 一つはアメリカ・ロサンゼルスで7月に開催される「Anime Expo」。ポニーキャニオン出展ブース内展示にて本作の魅力が紹介される。

 8月にワシントンD.C.で開催される「Otakon」では、第1話の海外先行上映に加え、原作の苗川采先生、担当編集者、アニメプロデューサーが登場。本作への想いや魅力を語りつくすトークセッションも行われる。

■放送情報
『私を喰べたい、ひとでなし』
2025年10月放送
出演:上田麗奈
原作:苗川采『私を喰べたい、ひとでなし』(KADOKAWA/電撃コミックNEXT)
総監督:葛谷直行
監督:鈴木裕輔
シリーズ構成・脚本:広田光毅
音楽:井内啓二
音響監督:納谷僚介
©2024 苗川 采/KADOKAWA/わたたべ製作委員会
公式サイト:https://wata-tabe.com/
公式X(旧Twitter):@wttb_tv

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