SEVENTEEN JUNの貴重な子役時代が イーソン・チャン主演映画『野。良犬』8月8日公開

イーソン・チャン映画『野。良犬』が、8月8日よりシネマート新宿ほかにて全国順次ロードショーされることが決定した。
本作は、韓国の13人組ボーイズグループ SEVENTEENのメンバーであるJUNが子役時代に出演した人間ドラマ。『悟空伝』などで知られるデレク・クォック監督のデビュー作でもあり、香港電影金像奨新人監督賞にノミネートされた。
JUNは、2024年秋に中国での俳優業のため、グループ活動に一部参加しないことを告げて大きな話題となった。後に発表されたのは、彼が幼少期より憧れていたジャッキー・チェンと共演を果たした映画『捕风追影』やドラマ作品への出演だった。ファンの間ではJUNが子役時代から中国・香港で俳優として活躍していたことは知られていたが、なかでも本作『野。良犬』は、第3回香港映画監督協会年度大賞最優秀新人俳優賞を受賞、第27回香港電影金像奨(香港アカデミー賞)最優秀新人俳優にノミネートされていたことから、“幻の名作”として認知されていた。
黒社会に生きる孤独な男と、親を失って心を閉ざした少年。深く心を通わす2人に訪れる、美しくも悲しい結末。黒社会に生きる孤独な男チェンはボス殺しの犯人の息子を人質として捕らえるため、彼が通うとされる小学校に用務員として潜入する。そこで心を閉ざし言葉を発さない少年ラムに、校内を詮索しているところを見られてしまい、自分は警察官で内密に捜査をしているので秘密にしてほしいとお願いする。ある日、クラス旅行ではぐれてしまったラムをチェンが助けたことから、2人の距離は縮まり、身寄りがない者同士が心を通わせるも……。
主演を務めたのは、当時からトップシンガーとして絶大な人気を誇っていた香港出身のイーソン・チャン。天涯孤独なチンピラを演じ、自身と似た境遇のJUNが演じる少年と心を通わせていく繊細な心情を体現している。そのほか、ジョージ・ラム、エリック・ツァンらが脇を固めている。
あわせて公開されたポスタービジュアルには、バットを持ち佇むイーソン・チャンと子役時代のJUNの姿が描かれている。
■公開情報
『野。良犬』
8月8日(金)シネマート新宿ほか全国順次ロードショー
監督:デレク・クォック
出演:イーソン・チャン、ジョージ・ラム、JUN(SEVENTEEN)、エリック・ツァン、リン・ユアン、スーザン・ショウ
配給:ハーク
配給協力:FLICKK
2007年/香港/広東語/90分/カラー/原題:野。良犬
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公式サイト:www.hark3.com/norainu