実写版『リロ&スティッチ』鉄拳によるアニメーションPV公開 制作時のこだわりも

6月6日に公開される実写版『リロ&スティッチ』より、パラパラ漫画で知られる鉄拳が制作した『ハートフルショートアニメーション』が公開された。
ディズニーの人気アニメーションシリーズ『リロ&スティッチ』を実写化した本作。地球に不時着した暴れん坊のエイリアン・スティッチと、いつもひとりぼっちの少女・リロの“奇跡”の出会いを描く。
日本版声優には、スティッチ役に山寺宏一、リロ役に永尾柚乃、リロの姉・ナニ役にME:IのMOMONAが集結。そのほか、Travis Japanの中村海人、長谷川忍(シソンヌ)、渡辺えり、手塚秀彰、五十嵐麗、深見梨加、三ツ矢雄二が参加している。
日本での公開に先駆け、アメリカをはじめ世界各国で5月23日より公開された本作は、全米でメモリアルデー週末4日間としては歴代No.1のオープニング記録となる興行収入1億8,300万ドル(約259億円)を記録し、2週目となる5月30日〜6月1日の週末も成績を伸ばし、2週連続全米No.1を獲得した。
本作の日本公開に際し、鉄拳によるショートアニメーションが公開。映像では、劇中歌「Hawaiian Roller Coaster Ride」にのせて、両親を亡くしたリロと姉のナニ、愛を知らない暴れん坊のスティッチとの出会いと“オハナ”(家族)の絆が鉄拳らしいタッチで描かれている。
過去に『ベイマックス』や『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のプロモーション映像を制作した際にも大きな話題を呼んだ鉄拳だが、今回のオファーについて「『ベイマックス』や『フォースの覚醒』の時もまさかとは思いましたが、二度、三度もあるとは思わず...ビックリしました。ディズニーが大好きなのでとても光栄です」と喜びを明かした。
さらに、アニメーションを描く上で、「僕も早くに母を亡くして寂しい思いもしましたが、家族や友達に支えられて元気になりました。同じ共通点があるので、その気持ちをなるべくアニメで表現するようにしました」と、両親を亡くした悲しみと向き合いながら、周りに支えられたくましく生きていくリロとナニとの共通点をアニメーションへ込めたことを告白。また、「アニメーション版と実写版でスティッチの輪郭などが少し違うので(実写版は横長)、気をつけて描きました。また、スティッチの表情や耳の揺れ方は特にこだわった点なので見ていただきたいです」と、制作時のこだわりも明かした。
アニメーション版以上に登場人物の感情が細やかに描かれている本作について、「可愛いだけではなく、時にケンカしたり、怒られたり、元気付け合って、支え合う家族愛を、是非ご家族で見ていただきたいですね」とコメントを寄せた。
■公開情報
『リロ&スティッチ』
6月6日(金)全国公開
キャスト:クリス・サンダース(スティッチ役)、マイア・ケアロハ(リロ役)
監督:ディーン・フライシャー・キャンプ
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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