伊藤淳史、二代目・大文字屋役で『べらぼう』再登場 「大変光栄に思っております」

伊藤淳史、“二代目”役で『べらぼう』再登場

 毎週日曜日に放送されているNHK大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』。第21回から再登場した伊藤淳史のコメントが公開された。

 本作は、“江戸のメディア王”として時代の寵児になった快男児・蔦屋重三郎(蔦重)を主人公とした笑いと涙と謎に満ちた“痛快”エンターテインメントドラマ。舞台は、文化隆盛の江戸時代中期。蔦重は、喜多川歌麿、葛飾北斎、山東京伝、滝沢馬琴を見出し、日本史史上最大の謎のひとつ“東洲斎写楽”を世に送り出す。日本のメディア産業、ポップカルチャーの礎を築き、時にお上に目を付けられても“面白さ”を追求し続ける。

 主人公・蔦屋重三郎役で横浜が主演を務め、『おんな城主 直虎』(NHK総合)、『大奥』(NHK総合)などの森下佳子が脚本を手がける。

 伊藤は大文字屋市兵衛として初回から出演。大文字屋は、第19回で皆に惜しまれながら亡くなった。しかし、“二代目”として第21回から再登場を果たした。二代目・大文字屋市兵衛は、お抱えの売れっ子花魁・誰袖(福原遥)が、身請け先のターゲットを田沼意知(宮沢氷魚)に定めたと知るや、誰袖とともに意知のひそかな政治工作に協力する。

 伊藤は二代目を演じることについて、「大文字屋のオファーを初めて頂いた時点で、二代目のオファーも頂いておりました。二代目も演じさせていただけること、大変光栄に思っております」と当初から決まっていたことを明かす。演じ分けの部分については、「視聴者の皆様が、ほっこり出来るような、また、厳しさの中にある優しさのようなものが感じられる、そんなキャラクターに出来たらと、思っております」と語り、「『初代も二代目も、ほとんど一緒じゃん』と、思わせてしまったら、大変申し訳ございません!」とコメントを寄せた。

伊藤淳史(二代目・大文字屋市兵衛役)コメント

二代目大文字屋市兵衛役を演じさせて頂きます、伊藤淳史です。
友人、知人に、「大文字屋、死んじゃったね、もう、出ないんだね」という連絡を沢山もらい、早く21話のオンエアを迎えてくれという思いで、2週間過ごして参りました!
ようやく、皆様にお伝えすることができました。大文字屋のオファーを初めて頂いた時点で、二代目のオファーも頂いておりました。二代目も演じさせていただけること、大変光栄に思っております。
キャラクターの変化をどのように表現するか、とても悩みました。
二代目は、視聴者の皆様が、ほっこり出来るような、また、厳しさの中にある優しさのようなものが感じられる、そんなキャラクターに出来たらと、思っております。
「初代も二代目も、ほとんど一緒じゃん」と、思わせてしまったら、大変申し訳ございません!
同一人物が、演じております。
その点に関しては、どうか、皆様の寛大な心で受け入れて頂き、まだまだ続く、蔦重の人生を、最後まで見届けて下さいますよう、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

■放送情報
大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』
NHK 総合にて、毎週日曜20:00〜放送/翌週土曜13:05〜再放送
NHK BSにて、毎週日曜18:00〜放送
NHK BSP4Kにて、毎週日曜12:15〜放送/毎週日曜18:00〜再放送
出演:横浜流星、小芝風花、渡辺謙、染谷将太、宮沢氷魚、片岡愛之助
語り:綾瀬はるか
脚本:森下佳子
音楽:ジョン・グラム
制作統括:藤並英樹
プロデューサー:石村将太、松田恭典
演出:大原拓、深川貴志
写真提供=NHK

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