桐谷健太、『べらぼう』大田南畝役の手応えを明かす 「すごく楽しくやってます」

毎週日曜日に放送されているNHK大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』。第20回から登場する桐谷健太のコメントが公開された。
本作は、“江戸のメディア王”として時代の寵児になった快男児・蔦屋重三郎(蔦重)を主人公とした笑いと涙と謎に満ちた“痛快”エンターテインメントドラマ。舞台は、文化隆盛の江戸時代中期。蔦重は、喜多川歌麿、葛飾北斎、山東京伝、滝沢馬琴を見出し、日本史史上最大の謎のひとつ“東洲斎写楽”を世に送り出す。日本のメディア産業、ポップカルチャーの礎を築き、時にお上に目を付けられても“面白さ”を追求し続ける。
主人公・蔦屋重三郎役で横浜が主演を務め、『おんな城主 直虎』(NHK総合)、『大奥』(NHK総合)などの森下佳子が脚本を手がける。
桐谷が演じるのは、幕臣にして、江戸随一の文化人、天明狂歌のスター・大田南畝。十代で出した狂詩集『寝惚先生文集』で一躍その名をとどろかせ、その後「四方赤良」という狂名で、天明狂歌をけん引する存在となる。批評家、戯作者など多彩な一面も持ち合わせ、蔦重(横浜流星)とは、南畝が書いた黄表紙評判記『菊寿草』をきっかけに、交流がスタートする。無類の酒好きでもある。
桐谷は演じる南畝について、「とっても明るい人なので、自分もすごく楽しくやってます」とやりがいのあるキャラクターであることを明かし、「感覚とその場の空気感で、自分なりの南畝としての詠み方をいい感じでやれていると思います」と狂歌のせりふ回しについてもコメント。視聴者に向けては、「南畝の生きざまを微笑ましく見ていただけたらうれしいです」とメッセージを送った。
桐谷健太(大田南畝/四方赤良役)コメント
収録の雰囲気
南畝は、とっても明るい人なので、自分もすごく楽しくやってます。収録の日は、なぜかみんな拍手して終わったりして(笑)。そういうのも、うれしいですよね。
狂歌のせりふ回しについて
南畝は、すごく言葉遊びをしていた方なので、それに音を合わせて言ってみたり、自分なりにやっているんですけど、せりふの一つ一つが頭に残るというか、こびりつくというか。どういう詠み方を、歌い方をしていたか実際に分かる人はもういないので、感覚とその場の空気感で、自分なりの南畝としての詠み方をいい感じでやれていると思います。
視聴者へメッセージ
激動の時代に「めでたいめでたい」と言いながら、世の中を明るくしようとした南畝の生きざまを微笑ましく見ていただけたらうれしいです。
■放送情報
大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』
NHK 総合にて、毎週日曜20:00〜放送/翌週土曜13:05〜再放送
NHK BSにて、毎週日曜18:00〜放送
NHK BSP4Kにて、毎週日曜12:15〜放送/毎週日曜18:00〜再放送
出演:横浜流星、小芝風花、渡辺謙、染谷将太、宮沢氷魚、片岡愛之助
語り:綾瀬はるか
脚本:森下佳子
音楽:ジョン・グラム
制作統括:藤並英樹
プロデューサー:石村将太、松田恭典
演出:大原拓、深川貴志
写真提供=NHK





















