中村悠一、『劇場版総集編 呪術廻戦』は「絶対に後悔はさせません」 新ミニアニメの制作も

5月30日に公開される『劇場版総集編 呪術廻戦 懐玉・玉折』に、新規ミニアニメ「劇場版総集編じゅじゅさんぽ」が収録されることが決定した。
『週刊少年ジャンプ』(集英社刊)にて連載され、シリーズ累計発行部数1億部(デジタル版含む)を突破した芥見下々の人気コミック『呪術廻戦』。初の映画化となる『劇場版 呪術廻戦 0』は、全世界興行収入265億円を記録し、2023年にはTVアニメ第2期「懐玉・玉折/渋谷事変」が放送された。
『劇場版総集編 呪術廻戦 懐玉・玉折』では、TVアニメ第2期の前半にあたる「懐玉・玉折」編が総集編として描かれる。全編の音楽が5.1chサラウンドの劇場環境にあわせて再ミックスされ、一部楽曲は劇場版用にリアレンジされる。
そんな劇場版総集編の本編にて、新規ミニアニメ「劇場版総集編じゅじゅさんぽ」の収録が決定。芥見が原作を務め、MAPPAがアニメ制作を行った新規ミニアニメ“じゅじゅさんぽ”では、五条、夏油、家入の3人が登場する。
また、本作のメインキャスト陣が登壇する舞台挨拶が5月30日に開催されることが決定。舞台挨拶は、全国劇場でライブビューイングも行われる予定だ。
さらに、オフィシャルインタビュー第1弾として、五条悟役・中村悠一のインタビューコメントも到着。アフレコ時を振り返り、印象的に感じたシーンや、ファンへの熱いメッセージなどを寄せている。
中村悠一 コメント

「懐玉・玉折」前半と後半で、夏油の考え方とともに五条との関係性も変化したことについて
夏油が五条に対して抱いていた格差や劣等感が、確執へと変わっていきます。しかし、それは本人たちの確執というか、呪術師か呪詛師か“ついている側の違い”なんですよ。決して夏油が「五条を認めません」と言っているわけではなく、自分のたどり着いた考えに従って動くことにしただけで、関係性の変化というか「考え方を違えてしまったんだな」というのが僕の感想です。夏油が考え方を変えるきっかけとなった天内のラストですが、おそらく、五条は夏油ほど重くは感じていないと思うんです。「自分にどれだけ力があっても守れないものはある」「伏黒甚爾のような呪力がなくても強いやつがいる」と知るきっかけになり、「起きてしまったことはしょうがない」と。でも、夏油はそうではなかった。そして、五条はそれに気付けなかった。僕は『劇場版 呪術廻戦 0』の段階でも、五条が夏油の考えを理解したとは思っていません。しかし“理屈”はわかったし、それでも「自分はそんな戦い方はしない」という考えに至ったのではないかと思っています。
印象的だったシーン
「懐玉・玉折」はどのシーンも印象的ですが、1つ挙げるとすると、夏油と新宿で対峙するシーン。原作から読み取れた印象や、第1期・劇場版と演じてきた中で「五条は人に寄り添ったりしない人間だ」と思っていました。だからあの時、夏油にかける言葉はすべて「お前のやったことの意味がわからない」という感情をストレートにぶつける気がしたんですよね。しかし、テストでそのように演じたところ「今のだと五条が一方的に言葉をぶつけているので、夏油の気持ちを聞きに来ているように演じてください」と言われたんです。最終的には言い合いになってしまうのですが、会話の入り部分は最初に作っていったものとは方向性をチェンジして演じたので、印象に残っています。
スクリーンで物語への没入感がさらに味わえるような映像について
大きなスクリーンや良い音響環境が備わっている劇場で物語を体感できるのが醍醐味かとは思うのですが、この『懐玉・玉折』は静かなシーンがすごく多いんですよね。自宅などのノイズの入る環境ではなく、映画館という閉鎖空間で集中して観るのに非常に適している作品だなと感じました。
新規ミニアニメ「劇場版総集編じゅじゅさんぽ」への印象
本編が2時間ほどあって、TVアニメを観ていた方はすでに内容をご存じかと思うので、きっとしんどい方もいると思うんですよ(笑)。何度も観に行かれるファンの方もいるとは思うのですが、僕は1度で十分(笑)。その中での「じゅじゅさんぽ」は、数少ない息抜きのシーンになるのではないでしょうか。芥見先生らしいギャグも入っていて、「うわ、出た!」と思いました(笑)。
視聴者に向けてのメッセージ
TVシリーズだけで終わらすにはもったいないくらいのカロリーを込めた作品で、オンエアを観ている時からずっと「イベント上映でもいいから、劇場で観ることができないかな」と思っていました。それは『懐玉・玉折』だけでなく、これから先に待っている展開も、皆さんの期待を超えるものになると思います。もう全部映画でもいいんじゃないか? と思うくらい(笑)。今回は『懐玉・玉折』だけですが、劇場で上映されることが本当に嬉しいです。絶対に後悔はさせませんので、ぜひ劇場でご覧になってください。
■イベント情報
『劇場版総集編 呪術廻戦 懐玉・玉折』初日舞台挨拶&全国同時生中継
日程:5月30日(金)
登壇:中村悠一(五条悟役)、櫻井孝宏(夏油傑役)、遠藤 綾(家入硝子役)、永瀬アンナ(天内理子役)
MC:松澤ネキ
■公開情報
『劇場版総集編 呪術廻戦 懐玉・玉折』
5月30日(金)全国公開
原作:芥見下々『呪術廻戦』(集英社ジャンプコミックス刊)
キャスト:中村悠一(五条悟役)、櫻井孝宏(夏油傑役)、遠藤綾(家入硝子役)、永瀬アンナ(天内理子役)、子安武人(伏黒甚爾役)
監督:御所園翔太
シリーズ構成・脚本:瀬古浩司
キャラクターデザイン:平松禎史・小磯沙矢香
副監督:愛敬亮太
美術監督:東潤一
色彩設計:松島英子
CGIプロデューサー:淡輪雄介
3DCGディレクター:石川大輔(モンスターズエッグ)
撮影監督:伊藤哲平
編集:柳圭介
音楽:照井順政
音響監督:えびなやすのり
音響制作:dugout
制作:MAPPA
主題歌:キタニタツヤ「青のすみか (Acoustic ver.)」(Sony Music Labels)
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会
公式サイト:https://jujutsukaisen.jp
■配信情報
TVアニメ『呪術廻戦』第2期
各配信サービスにて配信中
キャスト:榎木淳弥、内田雄馬、瀬戸麻沙美、中村悠一、島﨑信長、櫻井孝宏、諏訪部順一、三瓶由布子
原作:『呪術廻戦』芥見下々(集英社『週刊少年ジャンプ』連載)
監督:御所園翔太
シリーズ構成・脚本:瀬古浩司
キャラクターデザイン:平松禎史、小磯沙矢香
副監督:愛敬亮太
美術監督:東潤一
色彩設計:松島英子
CGIプロデューサー:淡輪雄介
3DCGディレクター:石川大輔(モンスターズエッグ)
撮影監督:伊藤哲平
編集:柳圭介
音楽:照井順政
音響監督:えびなやすのり
音響制作:dugout
制作:MAPPA
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会
公式サイト:https://jujutsukaisen.jp





























