森香澄、“令和のあざと女王”の称号への本音 「自分自身の“武器”のようになっている」

森香澄、“令和のあざと女王”への本音

 元テレビ東京アナウンサーで、現在は俳優・タレントとして活躍する森香澄。主演を務めるドラマ『年下童貞くんに翻弄されてます』(MBS)では、“恋愛経験0の年下童貞くん”堂前帝都(柏木悠)に翻弄される“あざと系年上女性”今井花恋を演じている。そんな森に、王道ラブコメ初挑戦となる本作について、そして“令和のあざと女王”と評されることへの思いを聞いた。【インタビューの最後には、サイン入りチェキプレゼント企画あり】

無意識にやっていた「あざとい」が意識的になっていった

ーー撮影の雰囲気はいかがですか?

森香澄(以下、森):現場の雰囲気が本当に和やかなんです。みんなでずっと笑い合っていて、「コントを撮ってるのかな?」って思うくらい(笑)。とてもいいチームです。

ーー共演の柏木悠さんとは年齢差がありますが、実際に接してみてどうですか?

森:柏木さんはこの前ちょうど20歳のお誕生日を迎えられていたんですが、私はもうすぐ30歳になるので、10歳違いなんですよね。「20代を始めたばかりの柏木さん」と「20代を終えようとしている私」の対比が面白くて(笑)。でも、柏木さんは本当にしっかりされていて、年の差を感じないんです。

ーーかなりドキッとするようなタイトルですが、最初に話を聞いたときの心境はいかがでしたか?

森:とても嬉しかったです。キュンキュンするような王道のラブコメをやるのは今回が初めてなのですが、もともとラブコメが大好きだったので、「楽しみ!」という気持ちが強くて。たしかにタイトルは刺激的ですが(笑)、原作や台本を読んでいく中で、「これはピュアで爽やかな作品になる!」と確信しました。

ーー花恋とはいろいろと共通点もありそうですね。

森:同じ29歳なので、等身大の役ではありますね。花恋は恋愛にも性にも奔放な一面があるキャラクターですが、その背景には過去のトラウマだったり不安な気持ちがあるんですよね。自分を守るために鎧をまとって、あえて遊んでいるように見せている。私自身もバラエティ番組などでは、“令和のあざと女王”なんて言われますが、やっぱりどこかで鎧をまとっている部分があると思うんです。無意識にやっていたことが「あざとい」と言われ始めて、それが意識的になっていったというか。今は“あざとい”が自分自身の“武器”のようにもなっていて(笑)。

ーーたしかに“森香澄=あざとい”というイメージは強いですよね。側から見ていて、そういうイメージを持たれるのは息苦しくもあるのかなと思うのですが、率直なところどうなんですか?

森:もともとは自然とやっていたことだったんですよね。男女関係なく“せっかく関わるなら好きになってもらいたい”という気持ちが強かったので、それが行動として表れていたのかなと。今はバラエティーなどで“森香澄像”が求められることもあるので、少し誇張している時もあるのですが(笑)、そういうイメージを持たれるのが嫌ということは全くないです。バラエティもそうですし、今回の花恋役もそうなのですが、求められてやっていることなので、振り切っています。むしろやりやすいですね(笑)。

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