小松菜奈、『8番出口』に詳細不明の人物役で出演 二宮和也と共にカンヌ国際映画祭参加へ

8月29日に公開される二宮和也主演映画『8番出口』の新キャストとして小松菜奈の出演が発表された。
2023年にインディーゲームクリエイターのKOTAKE CREATEがたったひとりで制作し、全世界累計150万ダウンロードを突破した“異変”探し無限ループゲーム『8番出口』を映画化する本作。よくある地下鉄の駅を舞台に、無限にループする地下通路に閉じ込められたプレイヤーが様々な“異変”に恐怖しながら「8番出口」を目指す。
蛍光灯に照らされた、無機質な白い地下通路を歩いていく。しかしいつまで経っても「出口」に辿り着くことができない。何度もすれ違うスーツ姿の男に違和感を感じ、やがて自分が同じ地下通路を繰り返し歩いていることに気付く。そして壁に掲示された不可思議な【ご案内】を見つける。「異変を見逃さないこと」「異変を見つけたら、すぐに引き返すこと」「異変が見つからなかったら、引き返さないこと」「8番出口から、外に出ること」。通路に“異変”があれば逆方向へ引き返し、なければそのまま前に進む。【1番出口】【2番出口】【3番出口】……。正しければ【8番出口】に近づき、ひとつ見落としてしまえば【0番出口】(ふりだし)に戻る。果たして、突如迷い込んでしまった無限回廊から抜け出すことができるのか。
新たに出演が発表された小松が本作で演じる役名はなく、役柄など詳細は一切不明となっている。『わたくしどもは。』以来、約1年ぶりの映画出演となる小松は、「今回の題材はゲームの世界。登場人物は5人。名前もないその曖昧さが色んな想像を掻き立たせてくれる。ゲームの世界だけど、現代の描写はどこか見覚えのある光景だったり、何故か共感出来る部分もあり、数々の異変に私はどんな道を辿っているのだろうと何度も不思議な気持ちになりました。本作はどんな映画になっているか私にもまだ未知です。これは現実? 異変? それぞれがどんな捉え方をするのか、そして、そのゴールに観ていただいた方達がどんな異変を感じるのか楽しみにしています」とコメントを寄せた。
なお本作は、第78回カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクション作品としてミッドナイト・スクリーニング部門でのワールドプレミアが決定しており、二宮と小松は共に初めてカンヌ国際映画祭に参加する。
あわせて、二宮と小松、河内大和、浅沼成が役柄に扮したキャラクタービジュアルも公開された。
また、監督を務めた川村元気自ら書き下ろした小説『8番出口』の刊行が決定。水鈴社より文庫サイズで7月上旬に発売される。
小松菜奈(役柄不明)コメント
今回の題材はゲームの世界。
登場人物は5人。
名前もないその曖昧さが色んな想像を掻き立たせてくれる。
ゲームの世界だけど、現代の描写はどこか見覚えのある光景だったり、何故か共感出来る部分もあり、数々の異変に私はどんな道を辿っているのだろうと何度も不思議な気持ちになりました。
二宮さんとは初共演でしたが、とてもフラットで座長として引っ張ってくれる頼もしい方でした。
繊細なお芝居、ときにテクニカル。二宮さんしか演じられない青年がそこには存在していました。
本作はどんな映画になっているか私にもまだ未知です。
これは現実?異変?それぞれがどんな捉え方をするのか、そして、そのゴールに観ていただいた方達がどんな異変を感じるのか楽しみにしています。
また、今回初めてカンヌ国際映画祭に参加させていただきます。自分の目にはどんな景色が映るのか、とても待ち遠しいです。
■公開情報
『8番出口』
8月29日(金)公開
出演:二宮和也、河内大和、浅沼成、花瀬琴音、小松菜奈
原作:KOTAKE CREATE『8番出口』
監督:川村元気
脚本:平瀬謙太朗、川村元気
音楽:Yasutaka Nakata(CAPSULE)、網守将平
配給:東宝
©2025 映画「8番出口」製作委員会
公式サイト:exit8-movie.toho.co.jp/
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