『映画 おっパン』に曽田陵介、トータス松本ら出演へ 主題歌&挿入歌はウルフルズが担当

7月4日に公開される『映画 おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』に曽田陵介、トータス松本、池田朱那、山崎紘菜、鳥居みゆき、赤ペン瀧川が出演することが決定した。
世間の古い常識や偏見で凝り固まった昭和の“おっさん”が、LGBTQ+、推し活、二次元LOVE、メンズブラ……といった新しい“常識”に出会ったことで、少しずつアップデートしていくロールプレイングドラマとして話題を呼んだ『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』(通称『おっパン』)。TVerにおける初回再生回数が1週間で89万回を達成し、東海テレビ制作史上歴代1位(2024年1月当時)を記録した。また、2024年日本民間放送連盟賞においてテレビドラマ部門優秀賞を受賞したほか、練馬ジムによる原作も国内累計閲覧数8400万回以上(2025年3月時点)を記録した。
映画版にもドラマに引き続き、常識をアップデート中の主人公・誠を演じる原田泰造をはじめ、中島颯太(FANTASTICS)、城桧吏、大原梓、東啓介、松下由樹、富田靖子ら『おっパン』ファミリーが総登場する。 公開前の6月28日には映画公開を記念したスペシャルドラマも放送される。
新たに出演が発表された曽田が演じるのは、大地(中島颯太)がアルバイトを始めたペット用品店「エルモッサ」の店長・佐藤。佐藤は、誠(原田泰造)ともある関わりがあるようで、誠のさらなるアップデートに大きな鍵を握る人物となっている。ドラマ放送時から話題となっていた作品に出演することになった気持ちについて曽田は、「ドラマを撮影に入る前に見させていただいたんですが本当に面白くて、その作品に参加させていただけるということでとてもワクワクしておりました」と明かした上で、自身の演じる役柄について「佐藤という役は、最初は謎が多いんですが知っていくうちにみんなに優しい理由などが知っていただけると思います」と語っている。
進路に悩む萌(大原梓)に影響を与えることとなる伝説の編集者・鎌田陽一役には、ロックバンド・ウルフルズのボーカルとしても活躍を続けるトータス松本が決定。『映画おっパン』への出演が決まったときの気持ちについてトータス松本は「出演のオファーはびっくりでしたが、おもしろい曲が書けるかもしれない! と思い引き受けさせていただきました。出番は短いけれど重要人物と聞いて、正直ビビリましたが、みなさんにおだててもらって何とか格好がつきました」と振り返った。
さらに、翔(城桧吏)と同じ咲常高校に通う1年生で、野球部への入部を希望しており、萌にも刺激を与えることになる嶋野はるを池田、美香(富田靖子)が勤めるQUQU弁当で、年下ながらも上司という立場で時に強く当たってしまう堀田役を山崎、萌も出品している同人誌イベント・コミックカーニバルに同じく出品している売り場の主役を鳥居、翔が所属している野球部の顧問役を赤ペン瀧川が演じる。
また、本作の主題歌と挿入歌の2曲をウルフルズが担当することが決定。トータス松本が本作のために作詞・作曲を手がけた。主題歌「青春」は、スローなテンポと力強い歌声で、「夢」や「迷い」などを綴った歌詞がダイレクトに胸を打つ1曲となっている。一方、主題歌と雰囲気の異なる挿入歌「おっさんのダンスが変だっていいじゃないか!」は、特にサビ部分は思わず口ずさみたくなる「おっパン」のポップさ、コミカルさを表現した、中毒性溢れる1曲となっている。
楽曲を制作するにあたり、トータス松本は「ドラマを観直し台本を読んで、曲のイメージはすぐに転がり始めたんですが、風呂に入っている時にまったく別のもうひとつの曲が突然ひらめいてしまい、2 曲同時進行で作る事になりました。それはもう最高に楽しい時間でした。結果、両方使っていただける事になって良かった! どっちの曲も『おっパン』がなければ決して生まれなかった曲です」と2曲が完成したときのエピソードも明かしている。
あわせて、それぞれが笑顔や驚き、怪訝な表情を浮かべている6枚の映画キャラクター写真も公開された。
■公開情報
『映画 おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』
7月4日(金)全国ロードショー
出演:原田泰造、中島颯太(FANTASTICS)、城桧吏、大原梓、東啓介、渡辺哲、曽田陵介、トータス松本、松下由樹 、富田靖子
主題歌:「青春」ウルフルズ(Getting Better/Victor Entertainment)
オープニング:「アプデライフ」 FANTASTICS(rhythm zone)
挿入歌:「おっさんのダンスが変だっていいじゃないか!」ウルフルズ(Getting Better/Victor Entertainment)
原作:練馬ジム『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』(『LINE マンガ』連載) 監督:二宮崇
脚本:藤井清美
音楽:鈴木ヤスヨシ
製作:映画「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!」製作委員会
制作:東海テレビ放送、The icon
制作協力:ヒューマックスエンタテインメント
製作幹事・配給:ギャガ
©練馬ジム | LINE マンガ・2025 映画「おっパン」製作委員会